教職者K

教育について考えるブログ。

三審制の大切さ。

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学校では今司法権のところを教えているんですよ。

 

民事裁判と刑事裁判の違いだったり,

 

裁判員制度の説明のために模擬裁判をやってみたり。なかなか面白いところなんですよね。

 

その中でも,教える時に絶対に忘れてはならないのが、

 

三審制

 

です。

 

3回まで審議を受けられるっていうあれですね。

 

慎重な審議を行って国民の人権を守るという非常に大事なもの。入試の出題頻度もトップクラスです。

 

ちなみに私は教える時は,「野球と一緒。三振(三審)でアウト」と教えています。世の中は3回目までやってダメが確定するってことって結構あると思うんですよ。

 

そして私の家庭でもこんな三審制のような出来事が起こったので書いておきますねーーーーーー。

 

うちのメスグマ(妻)の私にキレるポイントの一つが

 

 

戸を閉めない

 

ってことなんですよ。

 

私その辺のところ超おおらかと言いますか。あんまり気にしないんですね。

 

そうなると冷たい風が吹き込むので,冷え性の妻はこれが許せないわけです。

 

そして先日そんな私に妻が容疑をかけてきたわけです。

 

「あなたまたクローゼットの扉閉めなかったでしょ」

 

と。

 

最初に言っておきますがこれは完全なる冤罪です。私はクローゼットに行くことなく帰宅するとすぐ夕飯を食べ始めたのですから,神に誓ってこの件は私ではないと言いきれます。

 

妻「絶対にあなた」

 

私「いや、やってない。俺じゃない」

 

妻「こんなことをするのはあなたしか考えられない」

 

第一審の結果、なんと有罪。

 

しかしやっていないものを認めるわけにはいきません。もちろん控訴することにしました。

 

私「帰ってきて俺はすぐに飯を食い始めた。その証拠にこの格好を見てくれ。仕事終わりのままだ。

 

つまり、俺はクローゼットには行ってない」

 

妻「この家でクローゼットを開ける可能性があるのは3人。私とあなた、そして娘。

 

ただ、クローゼットには娘が入らないようにつっかえ棒がしてある。これを娘が取り外すのは不可能。

 

さらに冷え性の私は絶対に戸を開けっ放しにしない自信がある。

 

よって犯人はあなた」

 

なんと第二審も有罪…。

 

嘘だろ…また不機嫌になられるのか…

 

そんな不安にかられた私は,わずかな期待にかけて上告したのです。

 

私「頼む、頼むからもう一度よく考えてくれ。俺は本当に身に覚えがないんだ。もう一度君が風呂上がってからの行動を思い出して見てくれ。頼む」

 

妻「風呂上がって…、娘にクリームつけて……

 

 

 

 

 

 

 

あ、その時クローゼットからティッシュ出したわ。

 

私だわ」

 

 

 

 

 

という逆転サヨナラホームラン。見事一発逆転無罪を勝ち取ったわけである。

 

いやいやこれ三審制でなければ完全に人権侵害の一件ですよ。学校で勉強しといて良かったー!

 

ということで三審制の大事さを家庭の中から感じたという話です。

 

本日も読んでくださりありがとうございました!

 

 

追伸

ちなみに最近の我が家はこんな感じ。

 

 

裁判長、これはいかがですかね?