教職者K

教育について考えるブログ。

モチベーションを上げる方法。

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さて夏休みももう少しで終わりである。

 

ここまで連続で休みが続くと,もう働くのが心から嫌になり,しんどくなっている今日この頃なのである。

 

 

なので今回はモチベーションを上げる方法について書いてみたいと思うーーーーーーーーーーーー。

 

 

最近大事だなと思うモチベーションをあげる方法。

 

それが,

 

 

「意味を考える」

 

ことなのである。

 

 

 

つまり,自分が働くこと,叶えたいと思っている事に対して「何の意味があるのか」を考えるのかが非常に大事だと思うのである。

 

 

あの格安航空で有名なピーチは,会社の存在意義として,

 

 

「世界から戦争をなくす」

 

 

ことを目標にしているらしい。

 

 

なぜ格安航空会社が世界平和に繋がるのか,

 

 

それは,

 

安い値段で世界中の人がつながり,外国に自分の友達が住んでいる状況を作れたら戦争にならないから

 

 

 

だという。

 

 

私はこの考え方が素晴らしいと思ったし,この軸があることで色々とサービスをカットしてでも低価格のフライトを実現しようという会社の理念が改めて理解できると思った。

 

 

このように「何のためにそれをするのか」と問うことはモチベーションを保つ上でも重要であるように思う。

 

だから私は部活動でも子ども達に対して,

 

「なんで県大会で一勝したいの?」

「なんで市大会で優勝したいの?」

「なんでそんなに勝ちたいの?」

 

と目標だけでなくその意味を徹底して問うようにしている。

 

 

子ども達は考えて、

 

「自分に自信をつけたいです」

「勝って親を喜ばせたいです」

「これだけ練習してきたから,最後は良い思い出にしたい」

 

などと答えを出すことになるのだが,こうやって深く考えてからやる練習はやはり表情が違うように思うのであるーーーーー。

 

 

正直こうして連続して休みが続き、私としても夏休み明けに仕事をするのが嫌になる。

 

もっと言えば教員の仕事は激務でもあり,かつ年数を重ねるうちに新鮮味が無くなってきており、ここ最近仕事そのものに対してのモチベーションが落ちていたのが正直なところなのである。

 

でも今回帰省した時に,うちの祖母はもうボケ始めていてなかなか私の名前も出てこないのだが,

 

 

「あっ遠くから先生が来てくれたね…」

 

と言ってくれるのである。

 

祖父もそうだが,古い世代にとって孫が教員になったというのが誇らしいことらしい。

 

私は昔から「将来は教員になりたい」と言い続け,それを叶えるために両親はいろんな協力をしてきてくれてたわけである。

 

だから,

 

「教師として頑張ることがうちの家族を喜ばせることにもつながっている」

 

と改めて思ったのだ。

 

そう考えたら夏休み明けもまた頑張ろうと思えてくる。

 

さて、ここから先は年末に向けてもう一踏ん張り。

 

帰省を通じて私もモチベーションをもらったなぁと思う夏休みである。