教職者K

教育について考えるブログ。

田舎のエンターテイメント。

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お盆になり、奥さんの実家に来ているのである。

 

ウチの奥さんの実家はコンビニもないような

 

 

超ど田舎

 

 

であり、

 

石を投げたら高齢者にあたるぐらい過疎化が進んでいる場所である。(←高齢者に石投げんな)

 

そんな限界集落街道まっしぐらの町に来ているわけなのだが、

 

いざ来てみると毎回思うのだが

 

 

魅力だらけ

 

 

だなと思わされるのである。

 

まず

 

 

飯が旨い。

 

米がとりあえず旨い。

 

普段あまり白米を食べない私だが、現地で取れたという米がツヤツヤしていて美味。ついつい食べ過ぎてしまう。

 

さらに、野菜も畑でとれたものを天ぷらや漬物にして出してもらう。

 

アパートでは揚げ物を作ることそのものを敬遠しがちである。なんと贅沢なことか。

 

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さらに外でバーベキューである。

 

アパートの小さな庭でバーベキューしようものならクレームの対象も良いところ。

 

しかしここでは自然の中で肉を食べながらビール。どれだけ騒いでも怒られない。なんと素晴らしいことか。

 

子ども達もとにかく楽しそうである。

 

外にプールを出して、水をジャバジャバ出して水遊び。

 

普段なら水道代が気になってしまうところだが、井戸水であるようで一切のお咎めなしである。

 

さらに蝉の殻集め。

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50匹近い蝉の殻を集めて喜んでいた。

 

全く意味はないが、ただただ楽しそうである。

 

観察してみると、こんなにも細いところまでよく綺麗に脱皮するもんだと感心する。

 

さらに餅つき。

 

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つくと機械で作ったのと違ってフワッフワで柔らかくなるんですね。

 

今餅つきって学校でもNGのところ多いのである。衛生的に色んな人間が触るのがダメらしい。昔の常識は今や贅沢なのである。

 

 

さらに釣りまで。

 

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釣れた魚は塩焼きにしていただいた。

 

 

しかし、絵に描いたような田舎の夏休みである。

 

次々と蝶をつかまえたり、虫を捕まえたりする子ども達の姿がさながら、

 

 

実写版動物の森

 

 

のようだなとすら思う。

 

こういうところでは、やっぱり

 

遊びが主体的になるっていう良さがある

 

んだなとふと思う。

 

どうしても普段生活していて、外でご飯を食べると、スマホで動画を見せて子ども達に静かにしてもらうということもあるだろう。

 

 

それ自体は仕方がないことかもしれないが、どうしても一方的で子ども達の方から主体的に働きかける遊びにはなっていないと思う。

 

 

その点こういうところでは好きに子ども達が自分のやりたいことをやっても許される空気感があって、「どうしたら魚がもっと釣れるのか?」なんて試行錯誤しながら楽しみ方を考えていく。

 

 

田舎の強みってあるよなぁと改めて思わされているのである。

 

いや、良いところですわ。