教職者K

教育について考えるブログ。

夢の国の話。

 f:id:suno200002000:20190807160237j:image

 

夏休みじゃないですか。

 

休み取って家族三人でディズニーランドに行ってきたんですよね。

 

私も修学旅行で引率で行く以来の久しぶりのディズニーランドですから,結構テンション上がっちゃって。

 

ついて早々「よっしゃ何乗る?!」ってノリノリで奥さんに聞いたんですよ。

 

そしたらですね、

 

「いや、乗らないから」

 

「乗れるわけないじゃん、こんな小さい子(一歳なりたて)いて」

 

 

って言われたわけですよ。

 

え?

 

 

って思いましたよね。一応言い返します。

 

「いやでもほら、せっかく来たんだし。せめてメリーゴーランドとかさ、安全そうだから大丈夫でしょ?」

 

って聞いてみたんですけど、

 

「何があるかわからないからダメ」

 

って言うんですね。

 

「イッツァスモールワールドは?」

 

「(娘が)暴れて船から飛び出すかもしれないし、そうなったら本当に危ないからダメ。下は水だし」

 

って言うんですよ。

 

うちの奥さん超がつくほどの慎重派なんですね。超生真面目とも言えます。

 

 

たまらず私は聞きました。

 

「え、じゃあ何すんの?」

 

「景色見て、パレード見てお土産買えればそれで十分でしょ」

 

もうここまで来て本当に驚いてしまってですね。

 

ちょっともう私もイライラしてきてしまったんですよ。

 

 

そこで別の方向から攻めてみました。

 

 

「わかった。じゃあ、(娘を)ベビーシッターに預けて乗り物乗ってこようよ」

 

「いやいや、そんな無責任なこと出来るはずないじゃん。絶対無理」

 

言いたいことはわかりますけど、こっちはわざわざ休みとって、お金使ってここまで来てるわけじゃないですか。

 

 

景色見たいだけなら、グーグルアースでも見とけって話ですし、

 

お土産欲しいならイオンの中のディズニーストアにでも行っとけって話じゃないですか。

 

 

もうラチあかないんで流石に私ももうキレてしまいましてね。

 

 

奥さんから娘奪って走って逃げたんですよ。

 

奥さんの目を盗んで走って。

 

んでもう頭に血が上ってる状態でスペースマウンテンの列に並んだんですよ。

 

せっかく来たからにはこれくらい乗りたいですからね。

 

 

それでずーっと待ってたら、入り口で、

 

「すいません、お子様は…」

 

ってキャストさんに止められたんですよね。

 

 

でももう私ももうさっきの奥さんとのやりとりで完全に頭に血が上ってますから。

 

 

「いいです。何かあっても全て私の自己責任で構いません。絶対にディズニー訴えたりしません。何ならここで誓約書書いてもいいです。いいから乗せてください」

 

 

って言いまくって。

 

 

それでも載せてくれなくて私も「いいから載せてください」「訴えないって言ってるでしょ」って譲らなくて。

 

 

そしたら後ろにいたヤンキー3人組に、

 

「おっさんいい加減にしろよ」(←正論)

 

 

って後ろから思いっきり殴られましてね。

 

 

私も腹立ってたんで、その場で抱っこ紐使って背中に娘くくりつけて。

 

そのままヤンキーに応戦したんですよ。

 

 

ちょっと背中に娘背負ってたんで、かなり動きづらかったんですけど、最終的に3人ともボッコボコにしてやりました。

 

 

 

っていう、

 

 

 

 

夢を見たんですよ。

 

 

いやぁ、良かった。夢でよかった。

 

途中から私も「あれ?俺ってこんなにバイオレンスなやつだったっけ?」って思いながら拳でヤンキー達と語ってたんですけどね。

 

だいたいディズニー行く金なんてどこにあんだって話じゃないですか。今年なんぞ帰省したら終わりですよ。

 

まぁほら夢の国ですからね。夢の国が夢見せてくれちゃったかなって。

 

 

ちなみにこの話を奥さんにしたら、

 

「いやいや乗り物なんて乗らないでしょ」

「ベビーシッターにも預けないし」

 

 

って言われたんでね。

 

 

この話は、夢の国の話じゃなくて、私にとっては

 

真夏の怪談話

 

みたいだなと思って震えてましたけどね。

 

追伸

いやぁ事前にシュミレーションしておけて良かった。今日も読んでくださり、ありがとうございました!