教職者K

教育について考えるブログ。

研究授業をやってみる。

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(写真は学級崩壊に癇癪を起こす外国講師)

 

ちょっとMBさんに続いて今週もすごい人に会っちゃいましたね。

 

この方なんです。

 

教師花伝書 (教育単行本)

教師花伝書 (教育単行本)

 

 

東大名誉教授であり、学習院大学教授の先生です。

 

教育の世界では知らない人はいないくらいの、ビッグネームなんですよ。

 

いや誰なのそれ?

 

っていう方もいらっしゃると思うので説明しておくんですけど。

 

年間の3分の1は海外の学校を視察して教育現場を見て歩き,残りの3分の2は国内の学校を渡り歩いて授業の作り方について教師たちに指導しているような方なんですよ。

 

もう

 

「歩く教育の最新事情」

 

みたいな人なんですね。

 

世界の学校とかがどう変化しているのかを実際に見に行ってほぼ知り尽くしている人なわけです。

 

そしてその研究過程で独自の授業理論を生み出していらっしゃってですね,その理論をもとにして,ありとあらゆる学級崩壊や低学力に苦しむ学校を立て直してきているわけです。

 

具体的にいうと,

 

通知表で1とる子が44%

(普通は2%ぐらいね)

 

2をとる子が33%

 

もいるような学校でもこの先生の理論にしたがって授業をおこなっていくと不思議と勉強が好きになってしまうというすごい人なんですね。

 

(これ普通じゃありえないんですよ。そもそも1ってほぼ不登校のレベルですからね)

 

 

 

こんなすごい人がうちの学校に来ると。

 

私の今いる市町村も低学力の改善に取り組んでいる自治体ですから,この先生の考え方を取り入れて市町村全体で授業改革に取り組んでいるんですね。その関係で講師として呼ぶことになったのだとか。

 

そしてこの先生が見る授業をだれか提供しなければならないということになりましてね。

 

有名人による授業参観なので,参観者も100名近い人数になるわけです。県のお偉いさんやら市内の校長先生もみんな来るわけですよ。

 

 

そんな中でですね…

 

 

私,手を挙げちゃいました。

 

 

いやこんなに面白そうな話ないだろって思いましたもんね。

 

そんな人に自分の授業見てもらえるだなんて,野球少年がイチローにフォーム見てもらえるようなもんですし,オシャレ好きがMBさんにコーデチェックしてもらえるようなものじゃないですか。もうめちゃくちゃワクワクしてきましてね。

 

 

なんでそんな勢いだけで私は真っ先に手を挙げたんですけど,

 

 

いざ授業づくりを始めてみるとですね,ここから私は大いに迷うことになってしまうわけです…。

 

 

(続く)

 

追伸

ここ最近の私の行動基準は「ブログのネタになるかどうか」ですからね笑 面白そうな話ある方いつでもお待ちしております。誘ってください。