教職者K

教育について考えるブログ。

スリランカのテロに思うこと。

​ここ最近スリランカ関連のニュースがやたら気になりましてね。

 

やはり住んでいたからでしょうか。テロの概要とか気になって新聞を開くたびに目で追ってしまいます。

 

同時に私が思ったのがですね、

 

 

「あ、俺はあの国が好きだったんだな」

 

 

ってことなんですよ。

 

 

いや、昔は散々ね、

 

「時間っていう概念がない」

 

だの

 

「国民全員やる気ない」

 

だの

 

「カレーしか食わない。カレーなる一族」

 

だの

 

「同じ質問ばっかしてきてマジうざい」

 

だの

 

「傘がわりにビニール袋かぶって歩いてる。すごいセンス」

 

だの好き勝手書いてきましたけどね。

 

そんな国が内戦を終えたにも関わらずまたこういうことになってしまったことが、なんだかすごく悲しかったんですよね。

 

あ、スリランカが好きだったんだなって気づくことができました。

 

よく、「自分の好きなことがわからない」っていう人いますけど、「自分が悲しいと思うこと」「嫌なこと」から考えてみるのもいいんだなって思いました。

 

やっぱりあの国は私に気づきを与えてくれるんですね。

 

最近体育祭の練習で外の暖かい陽気の中にいる時間が長いんですけど。

 

スリランカの記事ばっか読んでたからでしょうね、木陰で休憩してたら「うわっ昔はこの状態で練習の後にカレー食ってたわ」って思い出しましてね。

 

その時の情景とか、カレーの味とか色々思い出したらちょっと涙が出そうになりましたね。毎日のカレーめちゃくちゃ嫌だったんですけど。

 

ちょっと前ふと懐かしくなって昔自分が書いた記事読んでたら、

 

 

「またバレーしよう」

 

 

って私子どもらにお別れする時に約束してんですね。(その頃の記事はこちら。http://rabits-volley.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-2149.html

 

7年前のあの頃のようにはもう私も動けなくなってしまいましたし、なかなか時間が取れないのも事実なんですけど。

 

でもいつか必ずまた行きたい国なんですよ、私にとって。これまでの人生の中で一番いい思い出くれた場所なんです。

 

いつになるかはわかりませんが,私がまた行く時には、またあの頃の穏やかな国に戻っているといいなぁとそんなことを願うばかりです。

 

追伸

内戦が終わって10年、本当に平和な国だったんですよ。その平和な10年のうちに住むことができたっていうのは、本当に幸運なことだったなぁって思います。時期が違ったら私だって被害を受けていたのかもしれません。亡くなった方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。