憤りを感じている。
言うまでもなく、今回の休校延長措置についてである。
国が決断しなかったが故に,各市町村に委ねられたわけだが,ギリギリまで休校の延長がされず,本当にヤキモキした。
今回のコロナについて山中伸弥教授の言う「500回に一度死亡事故を起こすジェットコースターに乗れますか?」という表現はとても的確だと思うし、
— ゾウにまたがりバッタをとる。 (@sunostrism) 2020年4月5日
学校再開することはその順番待ちの列に子ども達を並ばせるようなものだと私は思う。そんな義務教育なら要らないのでは?
今登校再開したら間違いなく日本中の学校でこういうのが頻発する。
— ゾウにまたがりバッタをとる。 (@sunostrism) 2020年4月2日
感染が起こるのが最初から分かりきっているのに、これで子どもの死亡例が出たらそれはもう殺人じゃないのか。
まずは学力よりも命を守ることを優先して欲しい。#命守るために学校を一斉休校にhttps://t.co/Lze873XeQU
学校では来る学校再開に向けてコロナ対策として何が出来るのかを一日中話し合いをしていた。
その時間がまさに「三密」であり,怖いなと思うのだが,学校とはそういう場所のようである。
我々の中で「顔を突き合わせて話す」というのはもはや習慣として刷り込まれているのだなと改めて感じた。
学校とはコミュニケーションのためにくる場なのである。そんなところに子ども達を来させるのが今は怖くてたまらない。
更に驚いたことにすでに話は「いかに部活をやらせるか」というところまで来ていたのである。
学校行ったら普通に「部活の体育館割りどうする?」みたいな話されてビックリしたわ。なんでこの状況で部活の再開考えられるんだろう。全力で抗議したわ。「なんでそんなにやる気ないの?」って聞かれたから「死ぬかもしれないからです」って答えといたわ。
— ゾウにまたがりバッタをとる。 (@sunostrism) 2020年4月6日
文科省からは「部活動の用具はすべて除菌すること」と来ているが,現実的に不可能である。
卓球なんかに至っては数百個のボールを使用する。その一つ一つを毎日拭き上げるとなると,別の病気にでもなってしまいそうである。
なので万全の体制で子ども達を迎え入れるのはそもそも不可能な話なのである。
本校では4月に予定していた体育祭だったのだが,それを5月に延期。しかし、それもさらに延期になりそうである。
また何かを変更するとなると、他の学校がどう出てくるのかをいちいち確認する必要がある。
例えばの話、
「この学校は体育祭中止したのに,なんで向こうはやってるんだ!」
という市民の目を気にする必要があるのだ。
だから何をやるにもある程度市内の学校で統一をはかる必要がある。そのことにまた時間がかかるのである。
結局私のいるとことは最後まで休校延長が発表されなかったが,昨日の夜になって休校延長が決定した。
他の市町村がバタバタと発表し始めたのを見て,急遽決定した感じだろう。
それでも休校にしないよりは良い。今の状況で始めることの方が心配だ。
すでに次のカウントダウンが始まっている。
ゴールデンウィークまで延長するところが多いようだが、更に長引くことになった場合、これ以上の授業の遅れを土曜授業や夏休みだけで取り戻すのは不可能になってくる。
今より状況が悪くなることを想定して,早めにオンラインの活用や時間差登校などの具体的な指示が出てくることを願っている。