
ディグの流れでトスについても考えて見たくなったので一応書いてみます。
初級
3mの距離でのトス(オーバー・アンダー×左右)(★)
6mの距離でのトス(オーバー・アンダー×左右)(★★)
ライト方向へのバックトス(★★)
中級
ジャンプトス(前・後)(★★★)
クイックに合わせるトス(★★★)
ネットに当たったボールをアンダーハンドパスでトスにする(★★★)
自分の後方から入ってくるボールを前方にあげるトス(★★★)
上級
ワンハンド(片手)のトス(★★★★)
9mのトス(アンダー・オーバー×左右)(★★★★)
ボールを出すタイミングを反則ぎりぎりまで見極めて出すパス(★★★★★)
9√2(コートの斜め。一番長い距離)のトス(オーバー・アンダー×左右)(★★★★★)
アンダーハンドパスでクイックを使う(★★★★★)
フェイクセット(スパイクを上げるふりをしてトス)(★★★★★)
ディグが上がるかどうかに終始するのに対して、トスは長さと高さのコントロールが正確にできるかっていう求められるものの違いがあるんですよね。
そしてこの長さとか高さみたいなのは本人の感覚によるところが大きい。
だからセッターを育てるのってある程度は教えられるけど、結局のところは本人のセンスによるところが大きいんじゃないかと思います。
あとこれ書きながら思いましたけど、これ単純に上の項目ができるかどうかっていう話だけじゃなくて、特にセッターに関して言うとハンドリングのセンスみたいなものがものすごい重要で。
簡単にいうとホールディング(ボールをもったという反則)とられない球離れのよさみたいなものがすごく重要なんですよね。
試合中にホールディングとられると全体のリズムがものすごく崩れますからね。
そしてそのホールディングしないであげるっていうのが、筋力がまだ十分でない中学生にとってはそもそも難易度★★★くらい難しいことなんですよね。
私自身も振り返ってみると中学生の頃はホールディングをものすごくよく取られましたし、今でもいくら言ったり色々練習試してみたりしても、治らない子は治らないですね。
あとスパイカーがなんとなく打ちやすいリズムで上げてくれるとか、ボールに対してのタイミングをとれるっていうのも大事な要素なんですけど。
そのあたりのことってなんか文章で表現するのがムズイんですよね。だからたくさん上げて自分のリズムをつかませることが大事なんじゃないかなって思いますね。
なのでトスについてはあんまり参考にならないかもしれないですけど。
まぁ努力の指標として楽しんでもらえればと思っています。
誰かの参考になれば幸いです。
読んでいただき、ありがとうございました。