教職者K

30代教員の日々の徒然。

スパイク&サーブの難易度一覧表

「スーパーボールと水風船」の写真


考えてたら楽しくなってきたのでスパイク&サーブについても作っておきます。

 

【スパイク編】

初級

・レフトからのオープントスのクロスうち(★)

 →距離が長いため入りやすい。

 

セミパスからのセンター打ち(★)

 →セッターとの距離が短く、トスがやや低いのでタイミングがとりやすい。

 

・ライトからのクロス打ち(★★)

 →右利きはボールを捉えにくくなるため、やや難。

 

バックアタック(★★)

 →ドライブ(ボールの縦回転)がきっちりかけられないと打てないし決まらない。アタックラインを踏まないように注意が必要。

 

中級

・ABCDなどの各種クイック(★★★)

 →タイミングがとりづらい。トスが上がるより先に踏み込み始めるのでテンポがつかみにくい。慣れるまで時間がかかる。

 

・レフトからのストレート打ち(★★★)

 →レフトからストレートに打つ。セッターに一球目を捕らすことも可能だし、ブロックアウトも可能。ただし物理的な距離がクロスに打つよりも短いためアウトにもなりやすい。

 

セミパスからのターン打ち。(★★★)

 →センターから入って体をひねって助走方向と逆に打つ。空中で体を回す体幹の強さが必要。

 

・時間差攻撃(★★★)

 →クイックに他のプレーヤーも攻撃に加わる。周りとの連動が必要なのでレシーブやトスの技能の高さも求められる。

 

・移動してスパイク(★★★)

 →センターでレセプションしていた選手がレフトやライトに回って打つ。

  移動にスピードが求められるので単純にその場で打つよりも難しい。

 

上級

・ライトからのストレート打ち(★★★★)

 →ライトからのストレートコース打ちは肩が可動しにくい範囲に腕を振る事になるので難易度が高い。

 

・外に開きながら打つ打点をずらしたスパイク(★★★★)

 →あえてボールを打つ位置と踏み切る位置をずらしてブロックをつきにくくするスパイク。中に入ると助走で見せかけて外に開いていくバージョンなど様々なパターンあり。

 

・ライトからのバックアタック(★★★★)

 →右利きはどうしてもライトからは打ちづらい。さらにバックアタックとなればなおさら。

 

・一人時間差(★★★★★)

 →昔めっちゃ流行ったやつ。スパイクに踏み込んでジャンプする前に一旦停止する。ブロックが飛んだのを確認してフリーで打ち込む。助走の勢いが死ぬので高さが必要。

 

・ブロード(★★★★★)

 →全日本女子がよくやってるやつ。そもそも足の踏み込み方が普通のスパイクと違う。トスを上げるセッターとのコミュニケーションも超重要。

 

・ギャラ上げ(★★★★★)

 →打った球がバウンドしてギャラリーにあがること。このクラスになるとノーブロックになればほぼ100%決まる。ちなみに中学女子では見たことがない。(男子はいる)

 

・背面打ち(★★★★★★)

 →ヌガペトとか高橋藍がよくやってるやつ。完全にネットに背を向けて打点を分からなくして後ろ向きでボールを打つ。これでスパイク打つとかもう何やってんだか理解ができない。

 

続いてサーブ編です。

【サーブ編】

・アンダーハンドサーブ(★)

 →筋力無くても入りやすい。初心者でも出来たりする。

 

・サイドサーブ(★)

 →アンダーハンドよりも少しだけ手の位置が上がる。

 

・フローターサーブ(★★)

 →ボールを投げる経験が少なかったりする子には難しい。肘が下がってしまって打てない子が多い。

 

・オーバーハンドサーブ(★★)

 →全日本の吉原選手がよくやっていた腕を回すようにして上から打つサーブ。打点が上がるので筋力無い子にはいいかも。

 

・ロングサーブ(★★★)

 →体育館後方から打つサーブ。ボールが空気を受ける時間が長くなるので変化しやすい。コートに届けるまでの筋力が必要になる。

 

・ドライブサーブ(★★★)

 縦回転を掛けたサーブ。手首をうまく使ってボールにドライブ回転をかけられないと打てない。

 

・斜めドライブサーブ(★★★)

 ドライブの派生形。トスから横回転させてボールの横っ面を叩いて斜めに打つ。バナナシュートみたいな軌道を描く。そんなに難しくないが、そもそも練習しないのでできない。

 

・天井サーブ(★★★)

 →絶滅危惧種。天井すれすれにあえて高く上げるサーブ。逆に今やると面白いかもしれない。天井まで打つには意外と筋力が必要。

 

・ジャンプフローター(★★★★)

 →ジャンプしてフローターサーブを打つ。タイミングが難しい。ミスも少ないし、打点も高くなるし、学生バレーではこれが最強なんじゃないか説。

 

・スパイクサーブ(★★★★★)

 →サーブからスパイクを打つ。そもそもこれを成立させる全身の筋力が必要になる。サーブはブロックしてはいけないので、打てれば強力な武器になる。

 

・ハイブリッドサーブ(★★★★★)

 →全日本の関田がよくやってるやつ。縦回転のトスを上げてスパイクサーブに見せかけておいて無回転で打つ。演技力も必要なサーブ。

 

と、まぁこんな感じですかね。

 

スパイクもサーブもそもそも打てるかどうかよりも打球が速いかとかの方が大事な気がしますから別に星が一つのものでもそれをめちゃくちゃ精度高くてパワーがあればそれで勝負して全然いいと思うんですよね。

 

でもとりあえずこんな感じで考えて見ましたわ。次自分は何出来るようになりたいかなって考えるのって楽しいじゃないですか。

 

休み明けに印刷して子どもらに配って自分が今どこにいるのか確認させようかと思ってますね。

 

自分のレベルに関係なく本人がやりたいと思うレベルに挑戦させてみることがモチベーション下げずに前向きに取り組ませるためにも重要なんじゃないかと思います。みんな全日本とか漫画見て憧れて競技初めてますからね。その憧れを奪うのは良くないなと。

 

いやぁ、やっぱりバレー楽しいですわ。なんぼ弱くても自分の存在意義を感じるというか。

 

あんまりはしゃぎすぎない程度に頑張りたいと思います。

 

読んでいただき、ありがとうございました。