教職者K

教育について考えるブログ。

ロングゲームにどう勝つか。

 

最近この本を読んでいたので、紹介したいと思います。

 

この本はロングゲーム、つまり長期的な視点で目標を考えたり、目標を達成するためにはどのようなことが必要なのか、という事が書かれた本です。

 

私は今中堅教諭という立場で働いていますが、ここから先の人生をどう生きていくか、その目標設定の参考にしたくて読みました。

 

自分の幸せを定義する

まずこれ。そもそもどこにゴールを設定するのか見えていないと目標は達成できません。

 

そしてそのゴールは自分の価値基準によって定めるべきだとしている訳です。

 

Twitterにもこう書いたんですけど。

 

https://x.com/enipzwhccq3j3fd/status/1773258079515123770?s=46

 

家庭の時間を増やしたいのか、影響力を増やしたいのか。自分のスポーツを広めたいのか。

 

人によって幸せの形って違うんだと思うんですけど、自分はどういう状態が幸せなのかを定義しておかないと様々な場面で選択を迷ってしまうんですよね。

 

なのでどういう状態を目指したいのかをまず最初に定義する事、ロングゲームのゴールの設定が重要だと学びました。

 

目標達成のためには断る事が必要

この本を読んで非常に勉強になったことの二つ目が自分の時間を目標設定や目標達成のために確保することの重要性です。

 

自分の時間を作るためには、様々なことを断る必要があることが説明されていました。

 

キャリアが浅い時期は、積極的に誘いを受けて経験を積み上げていく必要がありますが、ある程度経験を積んだら、誘いを断って自分の時間を確保しなければならないということが書いてあるわけです。

 

コロナが収束した今年、送別会の時期には多くの飲み会の出席を確認されましたが、全てに出席すれば当たり前ですが、自分の時間がなくなり、経済的にも精神的にも家庭にも悪影響が出ることは間違いありません。

 

なので私はこの3月は本当に大きな送別会に1回だけ参加し、それ以外の誘いは全て断りました。二次会も行きません。

 

その時間に本を読んだり文を書いたり、家族と過ごしたりしたい。他の人と同じように過ごしていたら自分の目標は達成できないと思うのです。

 

自分の目標達成のために時間を確保することの重要性がより明確になりましたね。

20%ルール

また、20%ルールという考え方も学びました。

 

自分の時間の20%を自分の必要なことや専門外のことに当てることが大切だという考え方です。余裕があることで新しい挑戦をすることができるので、新しい創造が生まれる。

 

現にGoogleではイノベーションを生むためにも働いている最中に20%は関係ないことをやる事が業務として認められているのだとか。

 

余裕をもつことの重要性を理解しました。

 

一方で日本て勤務中に違うことしてたらすぐクレーム飛んでくるじゃないですか。

 

こういうゆとりとか寛容のなさが日本の経済の縮小化に繋がってるような気がしてならないですね。

戦略的レバレッジ

また、戦略的レバレッジという考え方も勉強になりました。

 

これは1つの行動で2つ以上の成果が得られるようにする方法を考えることで、同じことをしているにも関わらずより多くの成果を得ることができる方法を考えるというものです。

 

最近、私自身もずっとブログだけを書いており、Twitterなどはやっていませんでしたけど、また始めてるのはこれ読んだのもきっかけになってます。

 

単純にTwitterでも流したらその分読む人増えますからね。

終わりに

このように、何か達成したい目標がある方や、現在の人生にモヤモヤ感を抱えている方には、この本をお勧めします。

 

人生は長いゲームですから、最後の最後で自分が納得できるような選択を常に心がけたいものです。

 

興味がある方はぜひ読んでみてください。

 

本日も読んでいただき、ありがとうございました。