教職者K

教育について考えるブログ。

最近読んだ本を3冊ご紹介。

最近読んだ本の紹介です。

まずこちらのコンサルの思考技術。

 

こういうビジネス書好きで良く読むんですけど、大体書いてることは同じなんですよね。

 

ゴールから決める

 

っていうところがこの本にも色んな本にも書いてある大事な事なんですけど。

 

なかなか立ち止まって考える時間がないというか、自分がそこに至ってないから現実を突きつけられるのが辛いというか。

 

私も40手前になってきて人生折り返しに近づいてきてますから、ここから先改めてどこをゴールにしないといけないかを考えさせられました。

 

教員になってバレー教えるっていう目標は叶えましたからね。さて、次はどこに向かいましょうかね。

 

 

そしてこちら。ピケティの資本論は読むのがかなり体力要りそうなのでマンガで。

 

労働による収入は、資本を動かすことによって得られる収入に比べて少ないし、スピードが遅いぞっていうピケティの発見は素晴らしいですね。

 

実際に世界の金持ちってみんな自分の持ってる資本を動かして資産増やしてますからね。

 

労働による収入は体力的な限界もありますから、やっぱり労働収入と資産収入の2つの軸を持っておくのが大切だなと思いました。

 

あと心に残ったのが「再現が難しい仕事を選ぶ」っていうところ。

 

最近会った教え子インフルエンサー2人の動画を見てたんですけど、とても自分には再現できないものばかりでした。

 

1人はアイドル的なビジュアルを生かして。もう1人はぶっ飛んだお笑いキャラ全開の動画を上げてるんですけど、どちらも他者には再現できない自分の強みを最大限に活かしてるなって思いました。

 

資産収入を増やしていく意味でも「他者が再現できない自分の強み」を見つめるってのがとても大事なんでしょうね。

 

自分の強みは何なんだろうかってことを考えさせられました。

 

 

最後にこちらもマンガで。

 

職場の人が鬱になって休職になりましてね。はっきり言って今かなり多いです。

 

教員の精神疾患の割合が今0.64%くらい(2022)なので、職場に100人いれば1人は鬱病の人がいる訳です。

 

そしてそういう鬱の人にどういう声をかけたらいいのか迷うんですよね。人によってはかなりストレートに「ちゃんとやってよ!」みたいなこと本人に言う人もいるんですけど、私はちょっと違うと思っていて。

 

私が大事だと思っていることの一つに「理解して、理解される」ってのがあるんですよ。相手の立場とか思いを理解して初めてこちらの要望が理解してもらえると思ってるんですよね。教員にしても子供にしても。

 

だから改めて鬱病の人がどんな世界を見ているのか知りたくて読んでみた訳です。

 

そして読んだ結果、かなり辛そうだと思いました。

 

全身の倦怠感や死にたくなったり。お椀を被せられるような圧迫感を常に感じていたり。行動が活発な時は冷静な判断ができなくて驚くほどに散財してしまったり。

 

私は同僚だからまだ仕事のフォローだけでいいんですけど、生活を丸抱えする家族は本当に辛いだろうなって思いましたね。

 

本の中でもやっぱり許容してあげるような声がけだったり、「なんか出来ることある?」っていう寄り添う言葉が嬉しいみたいだったので、私はそう言うことを言ってあげられる人間でいたいなと思いましたね。

 

 

ということで、最近読んだ本3選でした。皆さんの読書の参考になれば幸いです。

 

読んでいただき、ありがとうございました。