水曜日のダウンタウンでチャンス大城さんが出てるの見ましてね。
金網デスマッチなる企画で、百万円抱えて金網から外に出られたら100万円貰えるってやつだったんですよ。
その中で電気が消えるアイテムをチャンス大城さんが手にするシーンがあって。
チャンスさんがそれ使って電気消した瞬間にみんな、百万円もって逃げる姿を想像するんですよね。
でも電気ついたらチャンスさん、うどん食ってたんですよ。
あまりに予想つかない展開に私、そのシーンがここ最近で一番笑ったんじゃないかなっていうぐらい腹抱えて笑っちゃいましてね。
ちょっとあのシーンでうどん食うこの人の脳内どうなってんだろう?って凄い興味もってしまって。
前から気になっていたこちらのエッセイを読んでみたわけです。
まぁもともと芸人さんの書くエッセイが好きなんですよね、私。
こちらの本のタイトルにある通り、チャンスさんは心臓が右側にあるという奇跡的な体質の持ち主。
さらにまぁ載ってるエピソードが全部ぶっ飛んでること。
右に心臓があること書いて風船飛ばしたら、右に心臓ある女の子に届いて。そのこと確かめるために女の子の胸触ってたら警察につかまったり。
いじめにあって図書室の本、半分以上盗み出したり。
ヤンキーににらまれて山の中に埋められたり。
自分には絶対に書けない文章だなと思いましたね。というか、怖くて踏み入れることができない領域に平気で踏み込んでしまうこの人の凄さというか。
妙に腹座ってるのは壮絶な経験をしてきてるからなんだなって本読んで理解出来た気が気がしましたね。
だからあの100万円がかかる場面でうどんが食えるんだなって妙に納得しました。踏んでる場数とその異常さがちょっと常人とは違うんですよ。
笑いながらもどこか切なさが残るし、応援したくなるチャンスさんの人柄が伝わって来る一冊になっています。
色々考えずに、シンプルに笑える本。
テレビで紹介されている話も多いですが、それを差し引いても面白いエピソードばかりです。
なんか笑える本ないかなっていう人にはお勧めの一冊になっております。
気になる方いましたら、ぜひどうぞ。
本日も読んでいただき、ありがとうございました!