教職者K

教育について考えるブログ。

整いませんでした。

今年度は主任が代わりまして。

 

新しく主任になられた方はこれまで研究をとても熱心にやられてきた真面目な方なんですよ。

 

なので、道徳とか総合とか,なんとなく流れてしまいがちな授業についてもきっちり計画を立てて、より教育効果の高いものを提案してくれるわけですね。

 

特に今修学旅行に向けて事前学習をしているんですけど、これがまぁ緻密なんですよ。

 

テーマに合わせてきっちり学び、ただの旅行にならないように準備しているわけですね。

 

そんな私は修学旅行の「訪問先の歴史」担当に主任から指名されまして。事前学習でやる授業内容を任されたわけなんですね。

 

私が提案して、他の先生にもやってもらう授業ですから、しっかり4時間分くらい用意したんですよ。

 

そうしたら直前になって主任から、

 

「歴史の授業の資料はすべて英語で出してください」

 

って言われましてね。「正気か?」って思ったんですよね。

 

確かに進学校ですし、海外の生徒が訪問に来ることもしょっちゅうあります。

 

今後学習の成果として発表する時に、英語の方がよりインパクトが強いのも分かる…。主任の提案はそれを見越したものでしょう。

 

ただ…

 

ただ…

 

 

俺に…自信がないんだ……。

 

いきなり英語にしろって言われてもねぇ。(私英検5級ですからね。)

 

そこで抵抗しました。

 

私「いやあの、分かるんですけど、ちょっとこれまで準備してきたものもありますし、いきなりの変更は厳しいかなと…」

 

主「いやいや、そんなに難しい話じゃないでしょ」

 

私「(……こっちには難しいんだっつの)あの、資料には子ども達が馴染みのない言葉もたくさん使ってますし、細かいニュアンスが伝わりにくくなっちゃうんじゃないかなと…」

 

主「いや、英語に変えてもそんなに変わらないでしょう」

 

私「(どんだけレベル高いんだよ…)いや、ちょっと準備間に合わないんでこのままいかせてください」

 

主「……まぁいいですけど」

 

っていう流れでそのままスタートしたんですよね。

 

私は日本語で全て資料作って。そのことに主任は何も言ってこなかったんですけど。

 

私の授業の回が無事に終わって、次に主任が授業準備する回が来て。

 

主任が用意した資料見て気づいたんですよね。

 

 

これ…全部…A5だ…

 

ってことに。

 

そう、主任は修学旅行にももっていきやすいように、全て資料をA5で作るように指示を出していたというわけ。

 

その後私も「すんません、イングリッシュの方だと思ってました…」って謝って笑い話になったんですけど。

 

日本語って難しいですね、面白くもある。

 

全然関係ないですけど、最近ねづっちの本買って読んだんですよ。

 

会話の中でさらっとうまいこと言えるのってめちゃくちゃお洒落だなって思うんですよね。

 

だから色々考えて友達にラインで送ってたんですけど、あんまり反応は良くなかったですね。

 

お殿様の家を適当に作るみたいなもので。

 

いい加減に、城(しろ)。

 

つってね。

 

まぁこんなんちょこちょこやっていきたいですね。

 

読んでいただき、ありがとうございましたー!