教職者K

教育について考えるブログ。

コロナ禍の修学旅行

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今週は修学旅行に行ってきたんですけど。

 

コロナ禍の修学旅行って控えめに言って、

 

めっちゃ難しい

 

なって思いましたね。

 

コロナに対する捉え方は人それぞれだと思うわけですけど、なんせ大人数ですから。その合意形成を測るのがかなり難しい。

 

さらに公的機関である学校がこの情勢で移動するのは難しいものがあるわけです。

 

最初は東京の予定でしたけど、いつのまにか関東圏になり…

 

それも緊急事態宣言を受けて県内に代わり…

 

更には

 

「感染者がいれば宿泊すれば間違いなくクラスターになる」

 

という保護者からの意見も出てきて、日帰り案まで出て…

 

もうこれどうまとめるんだって話にもなる訳ですね。

 

最終的には県内一泊ってとこに落ち着いたんですけど。

 

それでもここまでが保護者に了解とったり、感染対策を示したりするのがなかなかに大変でしたね。

 

バスも座席を空けてあえて多い台数頼んだり。

 

ホテルも黙食だったり。

 

それでも行かない家庭があったり。

 

 

もうここまで来たら行かなくてもいいんじゃない?

 

って私なんかは思っちゃってたんですけど。

 

それでも子ども達は凄く楽しそうでした。

 

やっぱり友達と風呂入ったり、泊を共にしたりってのがなかなか出来ない世の中ですから。なんか表情がイキイキしてるんですよ。

 

県内でも関係なく凄く楽しかったみたいです。

 

私もほぼ24時間一緒ですから、生徒との時間が濃密で、普段見えない姿が見えたなって思いましたね。

 

ホテルの朝食ほとんど食べれない子達を見ていると、日頃そういう生活をしているんだろうなって。

 

なんとなく見えなかったものが見えてくる訳です。

 

県内ですけど、知らないことはいっぱいあるし、改めて知らない土地を歩くって大事だなって思いましたね。

 

被災地を見て回りましたけど、改めて被災した方々の話聞いたら涙出てきましたね。

 

被災当時の様子は知ってるけど、体験して抱えてるエピソードは各自違うんだよなって。そういうのは子ども達にもきっと伝わったはずだと思います。

 

だからまぁ今回の修学旅行については、「ベストではないがベター」。

 

いやもっと言うなら「今できるベスト」だったんじゃないかって思います。

 

さて、感染者も減ってきましたし、しばらくはちょっと教育活動が出来そうな雰囲気ですね。

 

今できることをやるのみ。まっ頑張りますね。

 

読んでいただき、ありがとうございました!