教職者K

教育について考えるブログ。

勉強する意味。

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ちょうど子ども達が部活を引退して受験に向かう時期になって来ていてましてね。

 

これから受験シーズンに向かう上で大切な,「なぜ勉強するのか」を私なりに考えて子ども達に話したので誰かの参考になれば幸いです。

 

どうぞお付き合いください。

 

『さて,部活を引退した人も多いかと思います。

 

これから受験勉強に入っていくわけですが,勉強する中で多くの人がこう思う事でしょう。

 

「勉強する意味って何?」

 

「こんなに勉強しなきゃいけないの?」

 

「勉強ってなんのためになるの?」

 

受験勉強は辛いので,必ずそんなことを思う時期が来ると思います。

 

なので今日は私が考えた「勉強する意味」について皆さんに伝えておきたいと思いますね。

 

最近の私なんですが,空いた時間に何をやっているかというと,コロナのワクチンについての情報をずっと見ていたんですね。

 

実は私,明後日ワクチンを受けるんですけど。えぇ,そうなんです。結構早く順番が回ってきちゃってですね,間際になって不安になって来てるわけです。

 

だから,副作用がどうなのかとか,海外の状況はどうなのか,ワクチンによる死者数の推移とかをワクチンを受けるのかどうか決めるためにも色々調べていたわけです。

 

世の中の多くの人がこうしてワクチンうけるかどうか決めていると思うんですけど,これって授業でやってることとすごく似てると思いませんか?

 

例えば私は授業で色んな資料を皆さんに調べてもらった上で,この条約に賛成するか反対するか聞いたり,自分だったらどうするかを問いますよね。

 

これって実は日常生活でもすごく頻繁に起こることなんじゃないでしょうか。

 

皆さんは今まさにどこの高校に進むか迷っているかと思うんですけど。

 

これも資料を読んで,自分の頭で考えて,最終的に決定するっていうプロセスは授業でやっていることと全く同じです。

 

そしてこれが英語が得意な人だと英語の資料も参考にできたり。

 

数学が得意なら統計や確率を参考にできたりするかもしれません。

 

自然科学的な見方から意思決定をすることもあるかもしれませんし,国語が得意なら決定するまでの道筋をうまく言語化していけるかもしれません。

 

だから,私は勉強する意味っていうのは,

 

人生のいろんな場面でより良い選択をするため

 

なんじゃないかなって思うんです。

 

人生っていろんな場面で選択を求められるんですけど,せっかくなら出来るだけいい選択をしたいじゃないですか。勉強してるとそれが出来るんじゃないかなって私は思うんですよ。

 

少なくとも自分で考えて出した結論だから,後悔はしにくいのかなって。

 

受験に向けてこれからしんどい時が来るかと思うんですけど,その時は「そいや,あいつこんなこといってたよな」って思い出してもらえたら幸いです。

 

応援してるので頑張ってくださいね。

 

ありがとうございました』

 

そんな感じで話したんですけど,どうなんでしょうね笑。

 

まぁ私としては受験勉強はまた別物だとは思いますけど,日ごろ自分がやってる授業は子ども達の将来にもつながるものだと思ってやってますよ。

 

そんなこちらの想いが少しでも伝われば嬉しいですね。

 

本日も読んでいただき,ありがとうございました!