教職者K

教育について考えるブログ。

優先順位をタイタニックから学ぶべき。

皆さん金曜ロードショー見ました?

タイタニック (字幕版)

タイタニック (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

私小6の時ぶりに見たんですけど、こんなに面白い映画だったんだなって思いましたよね。

 

小6の頃はあまりにも話題だったので、同級生と映画館に見に行ったんですけど。

 

ジャックとローズが車の中で愛し合うシーンで、

 

「車ってあんなに曇ると?」

「え、あのシーンちゃんと見てたと?」

「〇〇ちゃん、やらしかー!」

「え、見とらん!見とらん!」

「えー、見とったしー!やらしー!」

 

て、やたらそのシーンに興奮してた記憶しか無いんですよね。

 

もうそこにやたらみんな興奮してたのだけ覚えてるんで、頭の中で何故か博多弁で再生されてましたからね。

 

改めて見ると伏線だらけだし、こんなに素晴らしい映画だったんだなって思いましたね。

 

そしてそれ見てる中でちょっと思った事なんですけど。

 

映画の中では極限の状態の中で、「女性と子供」が優先的に救助されていって、男性達も乗務員も当然のこととしてそれを受け入れるわけですよ。

 

あの状況で体力のない女性や子が優先されるのは当然のことですよね。子どもこそが国家の宝であり、女性にしか子は産めないですしね。

 

でも、それを死が迫る男性陣が受け入れたのが凄いなって思ったんですよ。

 

同時に、今の日本てその真逆いってないかって思ったんですよね。

 

例えばなんですけど、オリンピックずっとやるってなってる一方で、緊急事態宣言出てる福岡とかでは体育祭を中止する学校なんかが出て来てる訳です。

 

オリンピックに比べてはるかに移動リスク伴わないにも関わらず、ですよ。

 

他にも近隣の学校を見ても一切声を出さない体育祭だったり、修学旅行は県内に限定しているところもあります。

 

なぜに感染リスクの低い子どもがこんなに制限されるのでしょう。

 

国が教育に金かけてないのも有名な話で、OECDの調査で日本は34カ国中最下位ですからね。

 

一方で社会保障の金額は膨らみまくってますから。

 

いうならば高齢者から救命ボートに乗せてるようなもんじゃないかなって思ったんですよ。

 

 

最近だと教育政策としてタブレット支給されたんですけど、私は本気で子供の学力あげようと思ったら政策としてはむしろマイナスだと思っているんですね。

 

優先順位違くないかなって。

 

ちなみに、私だったらタブレット配るんじゃなくて、月に千円、子どもに図書券配りますね。

 

それで本当に好きな本を買ってもらう。そしたら絶対貪るように読むじゃないですか。学力上がりますよ。

 

「いや図書館あんだろ」

 

っていう人いるかと思いますけど、図書館て本当に子ども達が読みたい本が無かったりするんですよ。

 

あと図書館て著者に利益が入らないですからね。

 

日本のアニメとかマンガって一大産業なのに、職場環境が劣悪だったりしますから、これはそういう業界にお金を回す策でもあるわけです。

 

ただでさえ上手くいってるITに金回す必要あるのだろうか?って疑問ですよね。

 

それに、好きな本を毎月ちゃんと買えたら、来月が来るのが楽しみになりません?

 

「来月あの新刊買っちゃおう」

 

みたいな。

 

そういうのが、希望をもってもって生きるって事だと私は思うんですよね。10代の自殺とか不登校とかそれだけで減るんじゃないかなって。

 

ということで、タイタニック見ながらそんなこと思いついたので書いておきます。

 

異論反論お待ちしておりまーす。

 

読んでいただき、ありがとうございました!