西野亮廣さんの吉本興行退社が話題じゃないですか。
私一時期オンラインサロン入ったり、講演行ったりしてたんですけど。笑
西野さんはよく、
「売れるためには意味をずらす事を考えよう」
っておっしゃっていて。
つまり、どういうことかと言うと、CDには以前はインテリアとしての価値があったと。
そしてAKBのCDには握手券の価値があったから売れた。
そうやって意味がずれると売れやすいし、評価されやすくなるみたいなんですね。
現に西野さんの絵本である「えんとつ町のプペル」が売れ続けているのは様々な西野さんのイベントの「お土産」として意味をずらして販売しているからだそうです。
話を聞いていて私は西野さん自身が意味をずらしてるんだろうなって思ったんですよ。
「芸人だけど実業家」
「芸人だけど絵本書いてる」
芸人だけだと完全なレッドオーシャン(競争の激しい世界のこと)ですけど、実業家でもあり絵本書いてる芸人さんは少ないですから。
そこでは競争にならないですし、やっぱり注目されるわけですね。
だから、今回のよしもと興業退社によって意味がずらしにくくならないんだろうかと思うんですよね。
実業家が事業しても、絵本作家が絵本書いてもそれは普通のことですからね。
「売れてるものがいいものなら、世界一美味いラーメンはカップラーメン」
っていう言葉を思い出したんですけど。
カップラーメンが世界一美味いかっていうと、そんなはずあるわけなくて。
カップラーメンて安価、携行性が評価されてるから売れてるわけで。
これも意味をずらしたから評価されてるわけじゃないですか。けして旨さを評価されてるわけじゃない。
だから、
意味をずらすと評価はされやすくなるけど、それによって得られる評価は自分が本当に欲しいものなのかはよく考えた方が良い
と思うんですよね。
(現に私、西野さんてめちゃくちゃ稼いでると思いますけど、別に面白いとは思わないんですよ)
例えば教員がTwitterで現場のこと書くと、割とすぐ伸びるんですよ。
どんどんフォロワーも増えていくんですけど。
でもそこでいくら支持者集めても教員としてのレベルが上がってるわけでも現実世界での評価が上がるわけでもないんですよね。
そう思ったらなんか私のやりたい事とはちょっと違うのかなって気がして、今はもう見てもいないんですけど。
まぁそれぞれのプライオリティーがあると思いますけど、それが本当に自分が欲しい評価なのかってのは大事な事のような気がしたので書いておきますね。
本日も読んでいただき、ありがとうございました!