いやぁ、今回も瀧本哲史先生の本読んだんですけど。
これも超ツボだったのでお勧めです。
特にこれから社会に出ようとしている人、他にも自分で会社を起こそうとしている人。
そんな人に向けて瀧本先生が「武器になる教養」を与えてくれる一冊です。
これから社会に出る新成人、大学生にこそ是非読んでいただきたい一冊。オススメです。
本の中にもありますが、今の世の中って競争が半端ないわけですよ。
本書ではその現代社会の特徴の一つが「コモディティー化」だとしています。
コモディティーっていうのは本来日用品を表す言葉なんですけど。
つまり、色んなものがどんどん日用品みたいになってると言うわけです。
牛丼がまさにそうで、コモディティー化した牛丼は味の差異なんてほとんど消費者にとって関係ないわけで。
少しでも安い牛丼が求められるようになるわけです。もう値段でしか見てもらえない訳ですね。
そしてこれが人材にも言えるようになっているのです。
例えばなんですけど、どんなに資格を取ったりしても、そこで他の人と差別化を図っている限り価格で勝負するしか無くなります。
例えばどんなに英語が堪能だったとしても、クオリティが変わらないならその中で安い人に頼もうっていう価格競争になる訳です。
これが医者とか弁護士といったこれまで高収入とされて来た人達の世界でも起こっている訳ですね。
だからたくさん勉強して資格とったりすれば安泰の生活が待っている世の中っていうのはもうとうの昔に終わってるんですよ。
じゃあどうするのか、っていうヒント(武器)がこの本にはたくさん詰まっているので是非皆様に読んでいただきたいなと思いました。
最終的に一番大事なのは、
「自分の頭で考える」
ってことなのかなと。
他の人との差になるその人の特徴とかオリジナリティーみたいなものはその人の中にしか無いんですよね。
だから自分の頭で考える習慣がとにかく大事だと思います。
同時に自分の頭で考えてない人って実はかなりいると思うんですよ。
例えばYouTubeでひろゆきさんは1時間ぐらいずーっと喋っていて。
そこに視聴者がスパチャ(投げ銭)をして、ひろゆきさんに質問に答えてもらうっていうのをやってるんですけど。
あそこでスパチャしちゃう人ってめちゃくちゃ危なくないかなって思うんですよ。
だって自分の疑問に対しての回答を人に委ねてるわけですから。
もちろんひろゆきさんの知識って半端じゃないですし、回答はすごく面白いんですけど。
でも、「質問する前に自分の中で考えたのか?」っていう大事なプロセスをめっちゃ飛ばしてる気がするんですよね。
同様に今西野さんとかホリエモンさんとかが、色んなオンラインサロンとかやってますけど、そこから成功した人って居ないんですよ。
これ結局人に回答を頼って自分の頭で考えない人に答えなんか出せないってことだと思うんですね。
(だから去年は私はメルマガとかオンラインサロンとか色々入ってたんですけど、もう全て辞めちゃいました。ここに答えはないなと。)
もし自分の中に疑問があるのだとしたら、そこを自分で本読んだり、研究する人だけが成功出来るんだと思うんですよ。
そんなことを考えさせられた有意義な一冊でした。
興味のある方いましたら是非どうぞ。
本日も読んでいただき、ありがとうございました!