先日読んだこちらの本のレビューを書こうと思います。
お子さん4人を全員東大に入れたお母さんの書かれた本ですね。
奥さんが熱心に読んでいたので読んでみた次第です。
ではまとめてみます。
概要
すごくざっくり本の要点だけ書くなら、
3歳までに徹底して絵本と童謡を入れろ
っていう本です。もっと具体的に言うと、
3歳までに一万冊
とのこと。
国語力は生きていく上で全ての土台になるし、童謡から色んな情景が浮かんだら他の教科にも生きるようになると。
(社会の勉強していて昔の風景がイメージ出来るかどうかでは差があると)
そのためにこのお母さんはテレビもスマホも一切絶ってひたすらに読み聞かせをしていたようです。
更には公文式での基礎をやっておく、
新聞を親が読む、
英語やプログラミングは後回し、(まずは国語)
パズルやトランプを使った子育ての具体事例が紹介されている一冊になっています。
感想
いろんな意見があるでしょうが、私はほとんどの部分で納得しています。
自分の教え子達見てても、結局トラブルが多い子というのは
自分の想いを言葉で説明出来ない
子が多いなって思うんですよ。
言葉より手を出した方が自分の意思を伝える上で早いから、手を選択してるんですね。
別に自分の子に東大に行って欲しいとは全く思わないですけど。
それでも本を読んだり、自分の言いたいことを表現できる子にはなって欲しいなと思っているので、そういう意味ではすごく参考になりました。
同時に試されるのは
親の計画性と根気強さ
だなと。
私自身スマホ中毒ですし、スマホとかテレビって子どもを静かにさせる上ではすごく便利で楽なんですよ。
(絵本読んでもじっとしてないですが、スマホ見てる時はすごく静かですからね)
それに、一万冊読むってそれなりに親に熱量無いと出来ないじゃないですか。
この本からはそんな「子育てをする上では、親の覚悟が必要」だということを凄く感じましたね。
最後になりますが、3歳までの教育の仕方って誰も教えてくれないじゃないですか。
先生が関わる時期でもないですから、親自身が自分で方針を決めないといけない時期なんですよね。
色んなやり方はあっていいと思うんですが、何もしないまま3歳までの約千日を過ごすよりも、有意義な日々を過ごすためにも勉強になる一冊なのです。
ということで、お子さんが生まれたけれど、何していいか分からないという方には是非読んでいただけたらと思います。
本日も読んでいただき、ありがとうございました!