教職者K

教育について考えるブログ。

最高の瞬間を待っている。

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コロナが話題になってからというものの、酒をやめている。

 

3月から一滴も飲んでいない。はやいもので、もう5ヶ月になる。

 

初めての禁酒生活なのだが,そのメリットは大きいように思う。

 

酔っ払わないことで,夜も読書に使ったりと有意義に過ごすことができ、朝も目覚めがすっきりしている。

 

特に今の状況下ではコロナの感染を防ぐという意味でも禁酒は有効であると考えているわけである。(願掛け的な意味合いもある。)

 

しかしながら,この生活をしてみて思うのだが,確かに健康にはいいのかもしれないが,問題は別に楽しくもないということなのである。

 

この時期ともなれば世の中の人々はバーベキューをし,川の水で冷やしたビールを飲んだりしているのだろう。

 

私はといえば家で玄米といわしの缶詰を食べ,読書をする生活をしているわけである。

 

はっきりいって何が楽しくて生きているのだろうかと言う気になってくる。

 

最近は寒いのであまり思わないが,先月は暑さからものすごく体がビールを求めており,その渇きを炭酸水にレモン果汁をぶちこんだものを飲み干すことでごまかしていた。

 

先日は何も知らない義父が私にお土産としてご当地の瓶ビールを買ってくれたことがあった。

 

私はそれを見ながら「お義父さんたらもう…しょうがないなぁ……ぐふふ」と思い,久しぶりの飲酒を楽しめるかと期待していたのだが,

 

家に帰ったら妻から,

 

「冷やしてないからね」

 

という残酷な一言が放たれたのだった。

 

私が飲酒するメリットは妻にとって何もない。

 

よって防げるだけ防ごうという気持ちが妻にもあるようである。これが噂に聞く嫁ブロックか。

 

なので,このようなこともあり,私は今禁酒のやめ時が分からなくなっているのである。

 

やめられるならすぐにでもやめたい。(禁酒を)

 

酒を飲んでわいわいしたい。

 

しかしながら,ここまでの我慢と妻の目が中途半端な飲酒の再開を許してくれないのである。

 

 よって今は最高の飲酒とはどんなものかを妄想している。

 

私が想像している一つがコロナが終息した時だ。

 

今はなかなか行けない居酒屋に向かうのだが,その前にサウナで体を整える。

 

そして風呂上がりの渇いた体にしておいてから,居酒屋で焼き鳥とホッケをオーダー。

 

これをキンキンに冷えたビールできゅーっ!

 

いい。これは実に美味そうだ。

 

もしくは妻が断乳する時である。

 

妻はもともとワインが好きなのだが,出産を機にアルコールをやめている。

 

そして彼女はいずれ授乳が終わった時に飲むようにとワインをこそこそと戸棚に隠し,アメリカンビーバーのような貯食行動を取っているのを私は知っているのである。

 

このワインを開けるときに私も一緒に禁酒解禁しようかと思っている。これなら妻も文句が言えないはずだ。

 

果たしてコロナと授乳のどちらが早く終わるのだろう。

 

とにかく,最近の私は美味い酒が飲める日を心待ちにしているのである。