教職者K

教育について考えるブログ。

教員になった人が注意すべきこと。

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4月から教員になったという人もいるだろう。

 

今回は先輩として私が偉そうにアドバイスをしておこうと思う。

 

私の経験談が今後の皆様の参考になれば幸いであるーーーーーーーーーーー。

 

 

 

教員になって気をつけるべきこと,それが

 

 

ネット上の自分の情報(特に写真)のコントロール

 

である。

 

私はその辺が甘すぎたという反省がある。

 

毎年パソコンの授業があるたびに誰かが「〇〇先生の画像あるよ!」と言いだし、そこから他の生徒達が私の名前を一斉に検索し始めるという事件が発生している。

 

ちなみに私の名前で検索すると出てくる写真は3枚。

 

1枚目は自分のFacebook

 

トップ画は海外で子ども達にスポーツを教えている私であり、若かりし私は誰が見ても完全無欠の好青年である。(←異論は求めない)

 

この爽やかさは犯した犯罪も無効化する力があり、どちらかというとイメージアップにもつながることを目論み,そのままにしている。

 

しかし、問題は2枚目からである。

 

2枚目は海外に行く前に市役所に表敬訪問をした時のもの。

 

20代前半という人生で最もバカな時期を邁進していた私は髪を伸ばし、更に金髪に近いほど明るく染めている。

 

更には海外に行く直前ということもあり,来るべき飢餓生活に備え、ひたすらに食に走っていたためにパンパンに太っているのである。

 

 

その姿はさながら、女子プロレスラーのようであり、この写真を生徒や職員に発見されては「ダンプ松本」のような扱いを受けるのである。

 

早急に消したいのだが、掲載しているのが市であるために私の権限でなんともならないのが厄介なところである。

 

そして3枚目が妻と結婚指輪を購入した際に店舗で撮った記念写真である。

 

知らなかったのだが、購入した際のアンケートに書いてあった

 

「ウェブに掲載してもよろしいですか?」

 

という問いに妻がご丁寧にも「OK」を出していたようなのである。(私には厳しいが、お店には優しいらしい。)  

 

よって妻と一緒に指輪をにこやかに見せる写真が掲載されている。これもすぐにでも消したいのだが、消すには店舗への連絡が必要になるのである。

 

そしてこれらの何が恐ろしいかというと、

 

何かしでかしたらこの写真が出回る

ということである。

 

それはつまり、妻もろとも晒される危険性があるということだ。

 

実際にいじめ事件のあった学校では学級通信から担任の顔がネット上に晒され続け、その家族までも精神を病んでしまったというケースもある。

 

だからこそ、ネット上に上がっている自分の情報の管理はしておいた方がいいと思っている。

 

しかしながら、これは現実的に不可能なところもある。

 

そもそも写真をあげられないようにしようと思ったら子ども達を常に反社会勢力だと思いながら、卒業式でも写真を断り続けるしかないだろう。そのコミュニケーションの取り方は別の問題を引き起こしそうである。

 

更に徹底しようと思えば学校定番の卒業アルバムそのものを止める必要もある。

 

つまり、情報社会において、自分の情報をネットに全く出されないという方法はほとんどないのである。

 

となると、回避する方法は一つで

 

 

後ろめたいことをしない

 

 

これに尽きると思うのである。

 

世の中が大変なこういう時こそ不祥事には気をつけたいものである。かしこ。