昨日の続きなんですけど。
時短で勝ち上がるためには
「無駄をなくす」
っていうことが一番大事なんじゃないかと思っているわけです。
ただでさえ短い練習時間ですからそこをいかに濃いものにするかが大事だと思っているわけなんですね。
なので
「練習に無駄がないか」
「選手が全力を出しきれているか」
をもう一度見直してみるところから始めてみようかなと。
それを達成するためにもまず、
ノートの指導
から始めてみることにしました。ノートを作って私とやりとりします。
短時間で勝つためには練習に対するモチベーションを上げたり課題を認識させる必要があると思ったわけなんですね。
参考文献は以下のとおりです。
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)
- 作者: 前田裕二
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2018/12/24
- メディア: 単行本
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どれも「記録」をテーマにした良書です。
その中でも今回はダイゴさんの本から
「挫折マネジメント」
を取り入れてみました。
これは認知行動療法で用いられる手法のようですが,挫折から立ち直るためにも有効で,今回負けてしまった自分のチームにとっても有効な支援になるかなと。
記録方法は以下のとおり。
①挫折が起きた理由。(失敗の理由)
②その体験から学んだこと
③今同じような問題が起きたらどう行動するか
④同じ失敗を防ぐために出来そうなこと
⑤将来ありそうな挫折の原因
についてまとめていきます。今回はスポーツなので「負けた理由」とその原因について一つずつ書くように促しました。
生徒のノートからは,
「1セットめ取れた後に気が緩んだ」
「1セットめを取った後に誰かが気を引き締めるような声がけができていればストレートで勝てたかも」
「雰囲気悪い時にボールを取りに行く姿勢が甘かった。」
「必死に追う姿があれば苦しい展開でもみんなを勇気づけられたかも」
みたいなことを書いているわけですね。この反省が今後の練習や次の大会に生きるかなと。
何よりも一番多い反省が
「チームが一つになりきれてない」
っていうものだったんですよね。
思春期特有のものだと思うんですが,やっぱりかならずこういう人間関係のトラブルってあるんですよ。チーム内の人間関係がうまくいってないんです。
私も気付いてはいたんですけど、いかんせん時間がなさ過ぎて解消できないまま大会に突入してしまったんですね。
そういう時っていうのは100%相手コートに集中してないですから。
まず最初にチームメイトの顔色気にしながらプレイしてるわけですから、やっぱり勝てないわけです。
ということで、今回の「挫折マネジメント」ではそんなことが浮き彫りになりました…。
まぁそこについては今後もしばらく課題になりそうなんですけど。
ただこの挫折マネジメントを書くことで次の大会前にはもう一度見返して
同じ負けパターンになってないか
を振り返るだけでも価値があるんじゃないかと思っています。
あとはとにかく選手と対話する時間がないのでノートでやっていくしかないかなと。
こんな感じで無駄をなくすためにもまずはノートによるコミュニケーションをやってみようかなと思っている次第です。
さてどうなることやら。今後が楽しみです。
本日も読んでくださりありがとうございました!