教職者K

教育について考えるブログ。

合格する子に共通すること②

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では昨日の話の続きを書いていこうと思います。

 

ようは、私が言いたいのは、

 

「自分で目標設定して頑張れる子にする」

 

「自立した子にすることが結果的に点数取れることにつながる」

 

ってことなんですよね。

 

んじゃあどうしたらそんな人間を育てることができるのかってのが、我々教育者が考えなきゃいけないことなんですけど。

 

これ思うにですね、

 

子どもになんか言うんじゃなくて、

 

 

大人自身が目標もって努力する姿を子どもに見せられるか

 

 

なんじゃないかって思うんですね。

 

というのも、アドラーって心理学者はですね、

 

 

『自分の課題と他人の課題を分離せよ』

 

って言ってるんですね。

 

つまり、

 

勉強するかどうかって言うのは子どもの課題であって、大人の課題ではないんですね。

 

そこに踏み込んではいけないんじゃないかと。

 

つまり「勉強しろ!」っていうのは、子どもの課題に踏み込む行為だから必要ないんですよ。

 

でも大人が目標をもって何かに取り組むのは「自分の課題」だから良いんじゃないかなって思うんです。

 

もう少し補足しましょう。

 

私は正直飛び抜けて勉強できるタイプではなかったんですけど、自分のできる最大限に学生時代勉強したつもりなんですね。

 

んじゃあうちの親が「勉強しろ」って私に言ってきたかって言うと、一回も言われた記憶がありません。

 

でも、父親が仕事から帰ってきたらすぐに筋力トレーニングをしてた姿を覚えているんです。

 

他にも父親が友人から結婚式の司会を頼まれた時は、何度も家で原稿を歩きながら声に出して練習していたのを覚えています。

 

また母親が資格を取る際にダイエットをかねて風呂入りながらテキスト読んでたのも覚えてるんですけど、

 

私もいつのまにか風呂に入りながら勉強してましたからね。

 

ようは大人が目標をもって行動していれば、子どもは勝手に自立していくんじゃないかと思っているわけです。

 

 

なので私は、子どもに言う前に自分自身が目標をもって行動することを大切にしています。

 

「先生の今の目標はALTの先生と毎日話すことです」

 

そう宣言して、外国人の先生に毎日英語でのコミュニケーションを試みたこともあります。

 

私の英語力は大したものではありませんが,それでも外国人としゃべっている先生を見ると,「先生も頑張ってるんだな」っていう気になりますし,中学校で英語を勉強することにも説得力が増すと思うんです。

 

こんな風にですね、

 

「子どもに言う前に,大人自身が自主的に行動できているか」。

 

それが自主的な子を育てる最大の要因ではないかと思うわけですね。

 

子どもを育てる時っていうのは常に、大人の生き様が問われてるんだと思います。

 

追伸

今日も見てくださりありがとうございました。大人の背中をみて子どもはやっぱり育つんだと思うんですよね〜。ちゃんとしたいものです。