さて、四月である。自分の子の新しい担任がどんな先生か気になる人も多いだろう。
パッと見で良い先生かどうかという判断は難しい。そこで、現場で実際に教師として働く身として、その見分け方について私が思うところを本日は書いてみたい。
①運転が下手
運転というのは人の性格そのものだと考えている。
「いや、お前よくぶつけてんだろ」
と言われるとその通りで本当にもうなにも言えないのだが。
なんていうんだろうか、今回私が言いたいのは不注意でこするとかの「運転が下手」ではなくて。
乗ってて安心ができない方の「運転が下手」なのである。無意味にスピードを出したり、変に追い越しかけたり、急ブレーキ踏んだりする人。
運転というのは言語のない人とのコミュニケーションの連続である。
「あ、あの車は入りたいのかな?」
「じゃあ少し減速して入れてあげようかな」
「お礼にハザードたこうかな」
「このタイミングでブレーキ踏んじゃったら乗ってる人をびっくりさせちゃうかな」
運転にはそんな言葉を介さない無数のコミュニケーションがあるわけで、相手の思惑を読み取らなきゃいけない場面がたくさんあるのだ。
そして、これが上手くできない人っていうのはやっぱり実際の場面でも人(子ども)とも衝突することが多いと思うのである。(←上手いこと言う!)
多分どこかしらその辺の相手が出すサインの受け取り方が上手くないんだろう。
運転がどうなのかっていうのがそのまま教員を見極める一つの基準になるんじゃないかと私は考えている。
③体型に無頓着
もともと体質的に太りやすい人もいるので一概には言えないのだが、やはりあまりに太っていたりする人は、人にものを教える身としては不利な気がする。
アナウンサーは真に伝えたい情報を邪魔する要因のことを
「雑情報」
というそうだ。
体型の急激な変化や華美なアクセサリーなんかは意識がそちらに向いてしまい、ニュースに目が行かなくなってしまう雑情報なのだそうで、注意を受けるそうである。
教員も情報を伝える仕事だからやはり雑情報には気をつけたい。
そう言った意味でもこの体型の大切さは言えるし、体型に気をつかうということは教員自身がセルフコントロールができる人間かどうかが問われていると思う。
子どもは一番近い人から影響を受けるのである。
一生懸命な人の近くにいれば一生懸命な人になるし、優しい人の近くにいれば優しい人になる。
よってセルフコントロールができない人の近くにいたらいつまでたってもセルフコントロールができる人にはならないと思うのだ。
その辺のストイックさって子どもにもすぐに伝わるんじゃないだろうか。
ということで、今日は2つあげてみたのだが、同時にこれは自分への戒めでもある。
安全運転に気をつけて、しっかり体の管理をして。
万全をきして今季も頑張りたいものである。
追伸
今日も読んでくださりありがとうございます。
(ちなみに以前書いた「ダメな教師の見分け方」についてはこちらから。覗いてみてください!→
http://rabits-volley.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-e952.html)