教職者K

教育について考えるブログ。

くやしいです。

勝ち負けにはかなりこだわるほうなんですね。

 

やっぱり学校で働いていてもいろんな場面で悔しい思いをすることがあるんですよ。

 

まずは単純に結果がでるもの。部活や合唱コンクールは結果がでるので、わかりやすいですね。

 

やっているのは子どもたちとはいえ、教えているチームが負けるのはやはり悔しいものがあります。

 

さらに授業やクラスを見ていても、「うわっ俺よりいい授業してるわ」という瞬間に出会うと悔しいですね。私は極度の負けず嫌いなんです。

 

そして最近もまた負けた気になったことがありまして。

 

子ども達が、

 

「うざいとか、キモいとか簡単に言うのやめよう」

 

「その一言が人のこと傷つけることだってあるんだよ」

 

みたいなことを言っていて。

 

「え、なにこの子ら急に良いこと言うようになったんだろう」

 

ってめっちゃくちゃ驚いたんですね。

 

ちょっと驚いたので、「どうしてそんな言葉急に出てくるようになったの?」って聞いたら、

 

どうやら、

 

 

 

「3年A組」

 

ってドラマの影響みたいなんですよ。あの菅田将暉主演してたやつです。

 

私見たことないんですけど、めちゃくちゃ子どもらに良い影響与えていて。

 

「あのドラマ見てたら人のこと傷つけるようなこと言っちゃいけないって思った」

 

って言うんですね。多くの子が。

 

これめっちゃ聞いてて悔しくなりましたよ。

 

だって私が話したところで、ここまで子ども達が自主的に態度変えることありませんもん。

 

あのドラマにそこまで影響力があるってことは言い換えるとですね、

 

「私が道徳の授業やるより、3年A組をずっと流しといた方がよっぽど効果ある」

 

ってことじゃないですか。

 

こんなに悔しいことないなって思いましたね。菅田将暉に嫉妬してますよ。

 

さらに他にも悔しい思いしたことがあって。

 

最近送り出した卒業生達が顔を見せに来て。

 

その中の一人が「なかなか友達ができない」ってものすごく悩んでるんですよね。

 

話を聞いてやって、

 

「まだ始まったばっかりじゃん」

「これからいくらでも行事とかで人間関係なんて変わるよ」

 

なんていって励ましたんですけど。それでも最後まで浮かない顔して帰っていったんですね。

 

「あぁなんかもっと良いこと言ってやれなかったなかなぁ」

 

なんてすごく後悔したんですけど、ふとツイッター眺めてたらこんなツイート流れて来ましてね。

 

おいおい、ギャルかっこいいな、しかし。

 

菅田将暉だけでなくギャルにも負けた気がします。

 

また勉強し直します。今日も読んで下さり、ありがとうございました。