2人目が生まれてからというもののちょっと車が手狭になって来ていましてね。
すでに今の車が13万キロ乗っていて車検も迫って来ているので、そろそろ乗り換えを検討する時期なのかなと思いはじめていました。
私は現金で買えるものは現金で買うべきだし、家以外にローン組むのは無しっていう考え方だったんですけど。
最近になってローンもありなのかなと思い始めていましてね。
ちょっと整理するためにも頭の中でディベートを開催することにしました。
以下私の妄想ですが、お付き合いください。
現金の主張
「現金派です。現金のいいところはなんといっても余計なお金を払わなくて良いことです。
ローンを組むということはお金を借りる事に対してお金を払うことです。
教員の給料は高くはありませんが、安定しています。自動車ぐらいならローンを組まなくてもなんとか貯めて買う事が可能ですから、一番出費の少ない方法で買うべきです。
それにローンを組む事で手続きの手間が生まれますし、金を借りるということに対しての心理的な負担も生まれます。よって車を買う際には現金がベストです。」
ローンの主張
「現金派の主張はしみったれており、昔ながらのなんの面白みもないものです。
ローンの最大のメリットは手持ちの現金を減らさずに、その手元に残った現金を投資に回せることです。
今年からニーサの枠が拡充され、今までのよりも大幅に投資の増額が可能になりました。ローンを借りれば、手持ちの現金を投資に回す事ができます。
さらに教員の場合、公立学校共済組合からの借入が可能です。最大10年までの限度額200万までですが、1.32%という金利は低いと言っていいでしょう。教員のメリットをここで生かさない手はありません。
仮にニーサで3〜5%の利益が出せればその年利の差がそのまま利益になります。先ほど現金は余計な金を払わなくて済むと言っていましたが、ローンを借りれば利益が出る可能性すらあるのです。もうお分かりですね。借りない手はないんですよ」
現金「そうはいっても投資はあくまで投資であり、利益が約束されるものではありません。3〜5%の利益だって確約されたものではないです。戦争が起こるなど、世界情勢は極めて不安定であり株価もどうなるかは誰にも分かりません。
またリスクを減らすために長期保有するとなると、現金で引き出す事も出来なくなるというデメリットもあります。ローン派の主張はけして完璧なものではありません」
ローン「どっちみち現金で車を買ったら手元から現金は無くなるのだから、現金で引き出しにくくなることはこちらだけのデメリットとは言えないでしょう!現金派の言っていることはそのままあなたのデメリットなんですよ!」
現金「……しかし、そもそも車を買うという名目で金を借りておいて、浮いた現金を投資に回すというのはいかがなものでしょうか。それでは投資のために金を借りるのと同じではありませんか。あなたはローン派のくせに現金な人ですね(←うまい)」
ローン「いい加減にしろ!大体筆者は色んなことにビビリ過ぎなんですよ!!ちょっとアクセスが増えれば怖くなって、ブログの名前をコロコロ変えて、突然更新もしなくなる。
かと思えば急に最近になって更新をし始めて…一体いつまでこんな不安定なことをしてるんだ!!お前は思春期か!!それじゃあ読者が離れるのも当然でしょう。
ここでローンが借りられないのは、そんな筆者の気持ちの小ささを表していますよ。色んなことに対してリスクが取れない。文章にもそれが出ていますね。文に昔のような思い切りがないです。そんな小さな事にいつまでもビビっているからいつまでもパッとしないんだよ!!」
現金「いいじゃないの!!……教員はね、書けないことがたくさんあるの…それに、不祥事を起こせば叩かれやすい仕事でもある…。今はもう独身でもない…守らなければならないものが沢山あるの!!昔のように好き勝手な事は書けないわ!!でも、書く以上はもっと読んでもらいたい……ずっとそんな複雑な感情なの!!」
???「ちょっと良いですか?」
ローン「あなたは?誰?」
K「このブログを書いているKです。2人の議論を大変興味深く聴かせていただきました」
ローン「おいおい今頃出て来てんじゃねーよ、このチキン野郎が!」
現金「まず話を聞きましょう。それで、当の本人であるあなたは一体どうすることにしたのよ?!」
K「2人の意見をまとめると、現金を失いたくない。しかしながら、投資はしていきたい、という希望を持っているわけですね。その2つを両立する方法を思いつきました。」
ローン「そっそんな都合の良い方法があるってのかよ!?」
現金「教えて!一体どうしたら良いの?!」
K「今年の車検を通しましょう。そうすれば現金を失うことなく、そのお金を全て投資回すことができますし、ローンを借りる事もありません」
ローン「そっ、それじゃあ肝心の車が手に入らないじゃないか!!」
K「そうです。しかし、あの車はまだ乗れます。売っても金にはならないでしょう。だとしたら乗れるだけ乗った方がお得です。
今回の車検を通す。そして乗れるだけ乗っているうちにもう200万を貯める。そうすれば、投資もできるし、車も手に入るし、ローンも組まなくて済む。私の要望は全て叶えられるんですよ」
ローン「お、お前はそれで良いかもしれないけど、奥さんはどうなんだよ?!子供抱えているし、早くスライドドアの車が欲しいだろう?!」
K「その通りです。妻は子育てに適した車が今すぐにでも欲しいでしょう。しかし、スライドドアだけが目的なのだとしたら、スライドドアのために家庭が200万を払う事になるわけです。それは果たして合理的な選択でしょうか…?」
ローン「……スライドドアに200万は確かに高すぎる!」
K「そうでしょう。それにうちの妻は聡明な人です。きっと分かってくれるはずですよ…」
現金「あなたの言いたい事は分かったわ。でも、ここまでの私たち議論はなんだったの…。冬休み中もあんなに中古車を調べていたじゃない…」
K「本当に欲しいと思う車がありましたか?家族のためと言って自分を偽っていませんか?本当に自分が納得できる車と出会うまでは、そんな大金使うべきではありませんよ…お金は限りある資源ですからね」
っていうのがここ最近の私の考えてた事なんですけど、皆さんどう思いますかね?(vivantのイメージだったんですけど、伝わってますかね)
何にせよ車どうしようかはめちゃくちゃ悩みますね。何かご意見あればアドバイスもらえるとありがたいです。
茶番に付き合っていただき、ありがとうございました。