教職者K

教育について考えるブログ。

「一年生になったら」に対する考察。

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4月だからなんでしょうね。

 

スーパーで買い物してたら「一年生になったら」が聞こえてきたんですよ。

 

あの友達100人できるかなってやつです。

 

あの曲に関しては友達100人作っておいて、富士山の上で100人でおにぎりを食べるってことは

 

その時点で1人ハブかれてる

 

ってことが言われてますけど。(自分を入れて101人のはず)

 

私は教員なんで、もっと教員ぽい目線で考えちゃいましたね。

 

まず一年生と言っても富士山に小学一年生を登頂させるのは至難の業でしょう。それを100人となるとそれはもうほとんど不可能なレベルですね。

 

最低でも中1、いや高一でも苦しいぐらいだと思います。本当は大学一年生ぐらいが妥当でしょう。

 

(しかし、ここでは私が中学校教員なので、中学生の想定で話を進めます。)

 

まず100人ということは、3クラスであると予想されます。

 

そうなると担任3人と、学年主任と副主任、いざという時のために養護教諭。さらに学校代表として校長or教頭どちらかがつくチーム編成でしょうね。

 

なので、この時の100人というのは生徒93名と職員7名と考えるのが妥当でしょう。

 

欠席した7名というのは、不登校やコロナ不安、そして金銭面による負担の大きさからの欠席です。必ずそういうご家庭はありますからね。

 

そして中学一年生だったとしても富士山に登ろうと思ったら綿密な計画が必要でしょう。

 

体力を考えると大人でも2日は必要な山ですから。

 

1日目は五合目までバスで行って、登り始めて、八合目まで着いたところで山小屋に分散で休憩。

 

山小屋はめちゃくちゃ狭いですから、ここで「密」をどう避けるのかという説明を事前に保護者に丁寧にする必要があるでしょう。

 

そして2日目に頂上まで登り、下山して帰校するルートになるかなと。

 

まぁ正直かなり無理をすれば行けなくも無いんじゃないかって思うんですけど。

 

しかしながら、2日にわたる行程で、富士山の上で持参したおにぎりを食べさせるのは難しいと言えるでしょう。

 

2日にわたる行程になるので、日を跨いでしまったおにぎりを子供達に食べさせるのがこのご時世で許されるとは思えないからです。

 

また体力を使い果たしてヘトヘトの子供達に果たしておにぎりだけで足りるでしょうか。

 

調理することも難しいと考えると、山小屋に事前予約しておいて、

 

カレー(1400円)

 

を昼飯としてみんなで食べるというのがリアルなラインなんじゃないかなと思いましたね。

 

 

とりあえず休日にスーパー行ったらそんなこと思いついたので書いておきます。

 

いよいよ今週から本格的に仕事が始まりますけど、今のところはこんなこと考えるくらいの余裕があります。

 

さて、どうなりますかね。

 

ま、頑張りまーす。

 

読んでいただき、ありがとうございました!