最近島田紳助さんの言葉の切り抜き動画にハマってんですよ。
この人引退しちゃいましたけど,本当に物事に対する洞察が凄いなって。
そしてそれを面白おかしく伝える話術には本当に勉強になるものがあります。
そして私が色々と見ている中で一番
「それな!」
と思ったことをちょっと備忘録代わりに書いておきたいと思います。
紳助さんは上の動画の中で,仕事をすることをF1チームの車に乗ることに例えてこんな風に言っているんですね。
「俺(乗る車は)なんでもええねん」
「番組のスタッフというのは,優秀なスタッフがいたら,ぼんくらなスタッフもおる」
「新番組やってくださいって言われたら,車のF1チームに乗るのと一緒」
「その時にいつもマジで思ってることは,」
「そのあかん車のベストタイムは俺が出さないといけないってこと」
これ聴いたときにですね、私もう本当に
それ〜!それ,それ~!
って膝バンバン叩いちゃいましたよ。
一方で対談してるまっちゃんていうのはマシンづくり,つまり番組の構成から徹底的にこだわって乗るタイプなんですよね。(ガキ使とかめちゃくちゃこだわってるじゃないですか)
でも紳助さんはそうじゃなくて,与えられたものに乗る。それを自分が一番面白くすることにやりがいを感じて居るわけです。
そしてこの考え方っていうのは私たち教師にも近いものがあるって思ってんですよ。
毎回クラスを任せられますけど,当然いい子もいれば,話が通らない子もいるわけで。こちら側から子どもを選ぶことは出来ないわけですよね。
でも,そのクラスのベストが出せるかどうかが大事って思うんですよね。
勿論事故ったりコースアウトなんかしちゃった日にはドライバーとしての力量が低いと言わざるを得ないでしょう。(いじめによる重大事案や,不祥事なんかがこれにあたるといえるでしょう)
バレーにしてもそうで,最終的にどこまで勝てたかどうか,全国大会まで行けたかどうか,ではなくてそのチームのベストを引き出せたかどうかっていうのが指導者の力の見せどころだと思うわけです。
この紳助さんの考え方っていうのは,そんな日ごろから私が感じて居たことをとてもクリティカルに表現してる名言だなと思ったんですよね。
そしてこれは同時に思ったことなんですけど。
私がこれから乗ろうとしてる車(学校)というのはいわゆる高性能な車なわけで。
そうなってくると普通に走ってるだけじゃもうダメなんですよね。周りの人から見たときに
「え,中学生でそんなことやれちゃうの?」
っていうレベルのことをやらない以上,それはドライバ―として失格でしょう。だって車の性能が高いんだから。
他の人から見た時にそう思われるようなことをしないといけないんだなって,紳助さんの言葉から思ったので自分を鼓舞するためにも書いておきます。
能力の高い子達乗りこなして,
教育界のニキ・ラウダ
って呼ばせて見せますよ。
頑張りまーす◎
読んでいただき,ありがとうございました!