さて,こちらを読みましたので,概要と感想を書いてみます。
コロナの影響もあってあまりお金を使わない生活にはなっているわけなんですけど。
それでも計画的にやらないといくらあっても足りないのがお金なんですよね。ほら宝くじあたっっても一文無しになる人もいるくらいですからね。
うちの場合,お金の管理をしているのが全て私なので読んでみたわけです。
この本はそんなお金に関するリテラシーをあげてくれる一冊。気の向くままに買い物したり,お金は銀行に預けてるって人にお勧めです。
本書ではお金に困らないためには5つのステップが重要だとしています。
まず,
①貯める。
(格安SIMの利用。電力会社の乗り換え。保険は掛け捨ての生命保険のみ(月5000円以上は払い過ぎ)。家は賃貸。車は買っても中古。車両保険はいらない。控除を利用した節税など)
つぎに
②稼ぐ
(転職して給与を増やす。副業を始めるなど)
そして
③増やす
(NISA・idecoの活用。インデックスファンドのドルコスト平均法による積立。不動産投資など)
そして増やした財産を
④守る
(詐欺にかからない。天災リスクを減らす。浪費をやめる)
最後に
⑤良い使い方をする
(寄付・プレゼントする。豊かな消費をする。自己投資。時間を買う)
です。
読んで思ったのが,私は大方やっていましたね。(ちょっと貯めるのところが甘いですけど。あと副業出来ないんですよね)
ただ,自分がこれまで積立投資で貯めたものを最終的にどうしたらいいのか迷っていたのですが,その出口戦略についても考えるきっかけになりました。
(4%ルールってものがあるみたいですね。ちなみに「4%ルール」とは、年間支出の25倍の資産を築けば、年利4%の運用益で生活費をまかなえるという考え方です。年間支出が仮に250万円なら、6,250万円の資産を築いて年利4%で運用すれば、理論上は資産を維持したまま生活できるっていう。こちら参照してください)
まぁとにかく私自身NISAやっていて思いますが,自分で働くよりお金に働いてもらった方がはるかに効率的にお金って増えるんですよね。
なので何もしてない人,特に若い人は若さと年数がそのまま利益につながるのでお勧めです。
ただし,やっぱりそうは言っても何かを変えるって手間だし,面倒じゃないですか。
私も保険を変えようと思ってるんですけど,その交渉とかが面倒だなって思って高いままにしてるんですよね…。だから多くの人にとって行動を変えることによって得られる利益よりも目の前の行動を起こすコストの方が高くなってるんですよね。
ただ,例えば保険料とスマホ代で1万円,月々減らせば年間で12万浮くわけで。その分楽しいことに使えるわけですよね。どうせ使うなら楽しいことに使いたいじゃないですか。
そして最近はそんな「使い方」の方が難しいなと思いますね。満足できる使い方ってなにかなと。
まぁとりあえず今年はそんな風に絞るところ絞って,使うところに使うっていうメリハリのある生活を心がけたいと思っております。
皆様の参考になれば幸いです。
本日も読んでいただき,ありがとうございました!