YOUTUBEでホリエモンさんが「教えて堀江さん」なることやっていましてね。
世の中のみんなが気になっている疑問に対してホリエモンさんが答えるんですけど,これ面白いなぁと思いました。
なので私も自分でテーマ設けて今の自分の考えを書くっていう誰も期待してないことをちょっとやってみたいと思います。
この動画ではテーマを「奨学金」として「大学に行くべきなのか?」ってことをホリエモンさんが語っているんですけど。
ホリエモンさんは一貫して「大学はコスパ悪い」「もう行く必要ない」と色んなメディアで言ってるんですよね。
大体以下の内容です。
「本来頭がいい人が行く場所だった大学が頭が悪い人もいける場所になっている。もはや就職予備校状態」
「頭が悪い人が大学に行く意味は無い。高等教育機関は本来頭がいい人が行くべき」
「大学で習うことのほとんどが就職してからのキャリアに必要ない」
「ネットが登場したことによって本当に勉強したいことはいくらでも自分で学習できる」
「だから大学はもう行かなくてもいい」
こういった内容で大学にみんなが行く現状を批判しているわけです。
しかしながら私はそうは思わないし,少なからず今の世の中だったら行けるなら大学はいった方がいいと思っているんですよ。
その理由についてちょっと書いてみたいと思います。
頭が悪い上に学歴も無い方が心配
堀江さんは「頭が悪い人が大学に行っても無意味」と言っているわけなんですけど。
その言葉を借りるなら「頭が悪い人が大学も行かなかったらもっと大変な人生になる可能性がある」んじゃないかと私は思うわけです。
まだまだ企業側にも「大学を出ているか,出ていないか」というのが一つの採用の基準になっていたりするわけですよね。
同じくらいの能力で迷ったらやっぱり大学出てる方が勉強してきていると考えられるわけだし,お金もかけてきた分頑張るんじゃないかなって思いそうじゃないですか。
だから「頭が悪いけど大学はいった人」と「頭も悪いし,大学も行っていない」では前者の方が可能性が広がるのではないかと思うんです。
これがもっと世の中の企業が大卒っていうものを評価しなくなったら話は別だと思うんですが,少なからず世の中がまだ「大学を出て来たか出てこなかったか」でスクリーニングして採用しているところある以上,行けるなら行った方がいいと思うわけです。
それに、どんな形であれ興味のあることを調べて論文書いたりする経験、人に理論的に説明したりする経験は人生の上で無駄にならないのではないかと思うのです。
大学は人と出会う場所
ネットの登場で確かに自分の興味のあることはいくらでも追究できるようにはなったわけですけど。
でも大学は人と出会う場所でもあると私は思っています。これはネットでは出来ないことですね。
大学は「同じくらいの学力」「同じような興味」をもった同年代が日本中から集まっている初めての場でもあるわけで。
さらにそこには興味のあることの専門家(教授)がいるわけですね。
そういった人たちがすぐそばにいて,酒飲んだりしながら何年も研究してきたことを教授してもらえるというのはけしてコスパの悪い話ではないんじゃないかと思います。
また私の周りを見ても,大学の同級生で結婚しているパターンがめちゃくちゃ多いんですよ。(もうみんなそのパターンなんじゃないかってぐらい。)
社会人になったらなかなか出会いないですからね。そういう場としても機能してるところはあんじゃないかなって思うんです。
本当に損なのか
金額で本当に損なのかを調べてみたんですけど。
奨学金の借入総額は平均324万3000円で、毎月の返済額は平均1万6880円です。
これに対して大卒が23歳から60歳までの39年間、高卒が19歳から60歳までの43年間勤務するとすると、生涯賃金は、大卒男性で1億8626万円、高卒男性で1億4964万円。大卒女性で1億3618万円、高卒女性で1億836万円です。
つまり、大学行くかどうかっていうのは300万の先行投資で3000〜4000万近い利益を狙うっていう話な訳ですね。
これは平均の話なので、もちろん奨学金かけて就職しても企業が倒産しちゃったりして取り返せない人もいる訳なんでしょうが。
でも平均的に見たらプラスが出やすい投資なのかなと思います。
最後に。
ただ今のコロナの場合、ほとんどスクーリングが無かったりしてオンライン授業だったりするので、「人と出会う」っていう一つの魅力がかなり制限されてる状況なんですよね。
こうなるとまた話が違うというか…。
とりあえず私だったら通うの難しかったら大学生向けの救済措置とか探しまくるかも知れません。
すでにコロナの影響で急退学者が5000人超えてるとのことで、一刻も早くコロナが落ち着くことを祈るばかりです。
とりあえず大学入学について今のところ私はそんな考えをもっています。
皆様の参考になれば幸いです。
本日も読んでいただき、ありがとうございました!