先日こちらの本を読みまして。
物凄く良かったです。英語を話せるようになりたいと思っているすべての人にお勧めしたい1冊でした。
特に私は20代前半で読んでおきたかったなぁ〜と思いましたね。
ちょっと内容と私見を書いておきます。
読んでみた理由。
そもそも私がなんでこれ読んだかっていうと,
私,
英語の教員免許もってる
んですよ。
大学の時に興味あって取ったんですけど。
でも,基本的に社会科なんで,教育実習も社会でやってきてるわけです。
一応海外に住んでいた経験もありますけど,私が話せるのはシンハラ語っていう超マイナー言語で,その時英語はほとんど使っていないんですね。
なので実際のところ私は
英語が話せないけど,英語の免許をもってる社会科教師
なんですね。
ただし今教育界は人手不足ですから,いつ「英語やって」と言われるか分からないわけです。
現実に右も左も分からないまま英語の授業を1年間もったこともあります。
現に
小学校の先生は経験がなくても英語を教えている
わけですよ。
(本当に頭が下がりますよね。加えてプログラミングまで…)
つまり,私よりも経験がなくても教えている先生はいらっしゃるわけですね。
そんな現状なので少しでも勉強しておこうかなと思ったわけです。
それに先日「どこから情報をとるか」って言う記事を書いたんですけど。
情報の希少性っていう意味で考えたら,海外の文章読める人がいたら,それだけでめちゃくちゃ希少
じゃないですか。
例えば私の専門は教育ですから,
「今アメリカではこんな教育が話題だよ〜」
とか
「こういう言葉がけが子どもにこんな影響及ぼすって論文が発表されたよ〜」
みたいに「英語×自分の得意分野」の発信ができたらそれだけでかなり希少な人材になれると思うわけですよ。
そういう意味でも英語を勉強しておくというのは決して無駄にはならないなと思うわけですね。
なぜ日本人は英語が喋れないのか?
そしてこの本ではこれだけ英語教育に時間をかけている日本人がなぜ喋れないのかを丁寧に解説していました。
その理由としては2つなのかなと読んだ結果思いましたね。
①日本の英語教育は最終的に試験で優劣をつける必要があるため,文法にミスがないかという重箱の隅を突くようなものになってしまっているから。
②そもそも日本の労働市場が豊かが海外に出ていく必要がないから。
です。
①でいうと,関係代名詞とかはテストで問いやすい部分だけど,実際は二つに文章を分ければいいわけで,少しも要らないわけです。
(ただし受験で差をつける必要があるのでどうしてもそういう文法重視の英語教育になってしまっているわけです)
②更に2ですが,日本が豊かでそもそも国内のマーケットでほぼ就職が確定してしまうのでこれも英語を使わなくて良い理由になっているわけですね。
(長くなりそうなんで,続き明日書きます!)