大学の同期にタムラという男がいましてね。
今は他県で小学校教師やってる男なんですけど。
私はこの男と昔からまぁ仲が良くてですね。
研究室も一緒だったこともあり,四六時中一緒に行動していたわけですよ。
あまりにも一緒にいるもんですから,周囲からは
「教育界の修二とアキラ」
なんて言われたもんですよ。(←大嘘です。)
そしてこのタムラという男はバンド組んでベースやってたりしたこともあって。なかなかロックなやつでしてね。
大学の頃は何を思ったか長かった髪をいきなり切ってきて、
角刈り
で登場するなんてこともありましたね。
角刈りと言えば最近はミルクボーイさんが話題ですけど,私から言わせると
遅すぎ
ますね。
「うちのタムラは10年前にそれやっとんじゃい!」
って私テレビの前でつっこんでましたからね。
そんな仲の良いタムラなんですけど,お互いに子ども生まれてからはもう全然会う機会もなくてですね…。
さらにタムラはSNSとかLINEとかを
「コミュニケーションとれた気になってるだけな気がして嫌」
とかいって敬遠する若干面倒なヤツなんですよね。
なのでもっぱら年賀状だけのやりとりなんですけど。
そんな彼から最近本と手紙が送られて来ましてね。
全然知らなかったんですけど,このブログはずっと見てくれてるみたいですね。(←いいやつ)
さらに手紙には
「ブログから察するにお前今こんなこと考えてんじゃない?」
的なことが偉そうに書いてありましてね。
これがまぁ
的確で腹立ちましたよ。
そして彼が送ってくれた2冊の教育書を今読み始めているんですけど,
すごく私が今求めていたもの
なんですよ。
これも正直めちゃくちゃ悔しかったですね。
ここ最近私はようやく自分の至らなさに気づけたところがあるんですけど,タムラはもうその領域にかなり前に達していたんだなって分かったんです。
自由に動き回っていたつもりだったのに,タムラの掌の上だったみたいな。
(↑実物のタムラです(←嘘))
そんな心境なんですよね。
だから思わずTwitterにもこう呟いたんですけど。
私は中学校勤務なのだが,授業で見た時に中学校の先生より小学校の先生のが授業うまかったり,こだわっている人が多い印象がある。
— ゾウにまたがりバッタをとる。 (@sunostrism) 2020年2月7日
小学校では厳しい校則で縛りつけたり,部活動で発散させるというカードが使えないからかもしれない。
学ぶべきことは多い…
というか本来そうあるべきなんだよな。
これ思いましたね。
送ってくれた本は2冊とも教育に関する本なんですけど,いっぱい線引いてあって「あいつめっちゃ勉強してんじゃん…」と思いました。
いつぞやタムラに会った時に,彼は
「俺授業好きなんだよねー」
って言ってたんですけど,そういう熱量持って教育活動に当たってる人間が自分のこんなに近くにいたんだなって再確認できたのがめちゃくちゃ嬉しかったですね。
とりあえず教員がやたら叩かれる世の中ですけど,
そうやって前向きに子ども達のためにやってる先生がほとんど
ですから。
そのこととタムラへの感謝を伝えたくてこんな文章書いてみました。
いただいた本はまた今度レビューを書くことで自分のものにしたいと思います。
さて、やる気もらったし,明日からまた頑張りまーす◎