教職者K

教育について考えるブログ。

唐揚げから社会を見つめる。

最近ふと、

 

「子ども達をお店に連れていって、その繁盛の秘密とか、企業努力を考える授業って面白いよな」

 

なんて思いましてね。

 

というのも私いまだに小学校の時に、クロネコヤマトに班で取材に行ったの覚えてるんですよね。

 

 

その時に教わった

 

「ハブアンドスポークシステム」

 

っていう単語をたまに思い出すときあるんですよ。テストにも出ないのに。

 

 

だからこうやって

 

 

体験して学んだことの力

 

 

っていうのは教科書眺めているよりずっと強いものがあると思うわけです。

 

 

 

 

 

最近家の近くに唐揚げ屋さんが出来て、結構繁盛してるみたいなんですけど。

 

こういうところにも子ども達連れて来たら面白いんじゃないかとふと思ったわけです。

 

 

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ちなみにこれ一番ベーシックな醤油味(二個240円)なんですけど。

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こちら塩味。

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こちらは辛味。

 

どれも美味しいんですけど、これら全て蓋が付いてないんですね。

 

 

これはザクザクした食感を失わないための工夫なんだとか。いい匂いもするし、そういう良さもあるんだなぁと。(でも車の中はしばらく唐揚げ臭くなった)

 

ちなみに唯一蓋がつくのが唐揚げにご飯がついた「唐揚げ弁当」なんですけど。

 

 

(すいません、買わなかったため写真なしです笑)

 

 

想像して欲しいんですけど,唐揚げが巨大すぎて蓋が全く閉まってないんですよ。半分浮いてるような状態。

 

じゃあなんのための蓋なのよっていう話なんですけど,ご飯が溢れないようにするっていう狙いもあるんでしょうけど、こちらはあえて蓋をすることで唐揚げの大きさが強調されて、SNS映えするんだろうなぁと。

 

他にもファミチキとかに比べて大きいのに安いのは、一度に大量に鶏肉を仕入れてるからかな?とか。

 

従業員が女性だけなのは、男性には出来ない細やかな接客を狙っているのかな?とか。

 

商品を唐揚げに絞る事でオペレーションが簡単になって新人教育とかも簡略化できそうだな。とか。

 

とまぁこんな風にちょっと考えるだけでもお店にはいろんな工夫があってそれ考えることそのものが社会の勉強になっているんだよなって思ったわけです。

 

唐揚げ一つでここまで考えられるわけですから、授業でコストコとか行ったらそれだけで色々考えられそうだしめちゃくちゃ楽しそうじゃないですか。

 

現実的に生徒達をこういう場所に連れて行くっていうのは予算とか時間とかの関係でなかなか難しいものがあると思うんですけど,

 

ちょっと機会があったらこういう授業も狙ってみたいなと思った次第です。

 

 

追伸

家庭では子ども達と出掛けた時にはそういう目線で一緒にいろんなことを考えて行くっていうのは出来る事だし,いい体験になるんじゃないかと。

 

ちなみに私は娘がまだ小さいので全然なんですけど,大きくなったらひたすらこういうこと聞く面倒なオヤジになってやろうかと思っております。

 

本日も読んでくださりありがとうございました!