昨日の続きなんですけど。
(先にこちらをご覧ください↓)
先述した通り私は、
土曜日(午前)
日曜日(午後)
月曜日(オフ)
というプランを組んで今週を乗り切り,これで来週の大会に臨もうとしていたわけなんですね。
しかしここで予期せぬことが起こります。というのも私の身内に不幸が出たんです。
生まれた時からずっとお世話になってきた叔母が急に亡くなってしまいました。
そして葬儀は土曜日。
練習試合の日なのです。
さらに私は一人で顧問をやっているために,こんな大事な時であっても私の代わりに面倒を見てくれる先生がいないのです。
しかし,これまで数え切れないほどの恩を叔母から頂いてきたので,葬儀に出ないという選択肢は私にはありえません。
なので,ここは
「ごめん,申し訳ないんだけど土曜日の練習試合なしで…」
と生徒達には伝えたのです。
しかし、子ども達は納得してくれません。
「どうしてもやりたい」
「大会直前の大事なゲーム」
「この1日がなくなるのは大きい」
「なんとか他の先生に引率を頼めないか」
と言ってきたわけなんです。
まぁそれだけ部活に打ち込んでいるっていうのは運営している側からすると嬉しいことではあるんですけどね。
私も迷ったのですが,
「部活は生徒達の自主的な活動」
という方針でやっているので,やりたいと言っているものをやめさせるのもなんだか違うかなと。
なので他の先生方に聞いて周り,なんとか「その日代わりに見てあげるよ」という先生を見つけて。
その先生に任せれば土曜日の件はこれで一件落着と思われたのです。
しかし。
これを管理職に報告すると一転します。
「ダメだ」
と。そう言われてしまったわけです。
「気持ちは分かるけど,本来の顧問でない人間が引率して事故でも起こしたら大変なことになる」
「その先生は完全ボランティアになってしまう。それでいいのか」
と言われたわけです。
言ってることはわかるんですけど,ちょっと子ども達の期待背負っているところもあって,私も引き下がれないというか。
さらに今年度が始まる段階で私も
「一人顧問は流石に無理があります」
「だれか副顧問つけてください」
「急なことに対応できないです」
って散々交渉した上での一人顧問なんですね。
なので,
「いやこうなることわかってましたよね」
「私事前に言ってますから」
「これでチームとか保護者に不満溜まってクレームにつながるようなことあったらどうしますか?」
とまぁちょっと段々腹たって来ましてね。そんな感じで言ってしまったわけです。
その結果
「…じゃあ特例として,保護者の引率の許諾,あと相手校に顧問いない状況での参加になるけどそれでもいいか確認とって」
と言われましてね。
保護者に確認したら保護者も
「それでいいので参加させてほしい」
というわけです。
まぁちょっとそれから色々ありましてね。
(↑すいませんちょっと書けないところなんです。)
その色々あった上で私もよくよく考えてみたらですね。
もし本当に事故があったら,保護者に責任を負わせることになる
わけで。
もし何かあったらいくら保護者の同意があるとはいえ責任を感じさせてしまう部分はあるわけで。
相手校の先生からしても「顧問いない時に何かあったらどうすんの?」と思わせてしまうよなとか思い始めましてね。
十分な体制が取れていないままに部活をさせるのが自分の目指すチーム像なのか
と改めて考えたんですよ。
ほら私って
ガイダンスごり守りの,
冠婚葬祭優先系の顧問
じゃないですか。
なんだかこう,そこで無理にやるのは前の時代までの部活なんじゃないかなってふと思いまして。
なのでこんな高度な政治的判断を任されたわけなんですが,
生徒達には上のような理由を説明し,
「俺はこうこうこう考えて,やりたい気持ちはわかるんだけど,今回は部活やめたほうがいいと思うんだけど、どうかな?」
と再度言って
なんとかその日を休みにする了承をもらいました。
ということでもともと2だった練習は1となり,過去最も少ない練習量で来週の本番の大会に進むことになりそうです。
ただそういう状況でも勝ち上がるチームを作らない限り,長時間練習の否定はできないと思っているわけです。
ということで来週の大会がどうなるか。
また書きますね。