教職者K

教育について考えるブログ。

部活のハイシーズンの辛さについて。

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(写真はどんな悪条件でもゴルフを楽しむゴルファー)

 

さて突然だが、部活動ガイドラインについてのおさらいをしてみよう。

 

現在文科省が出している部活動ガイドラインは要約すると以下のようなものである。

 


・ 週当たり2日以上の休養日を設ける。


・ 週末に大会参加等で活動した場合は、休養日を他の日に振り替える。


 ・長期休業中はオフシーズンとする。


・ 長くとも平日では2時間程度、休日で3時間程度の練習とする。


・ 朝練習については、原則禁止とする。


・ 大会で力を発揮するためには技能を強化する時期が必要である。 したがって、大会前の時期は

 

 

 

「ハイシーズン」

 

 

として活動日を増やすことが出来る。


 

だいたい要約するとこんな感じなのである。

 

そしてここで問題の1つになってくるのが,

 

 

「じゃあハイシーズンていつなの?」

 

ということなのである。ここが曖昧なのだ。

 

ちなみに私がいる学校では,

 

中体連が絡む公式の大会の1ヶ月前から

 

がハイシーズンとなる。つまり新人戦や中総体の1ヶ月前は土日の両日とも活動しても目を瞑ってもらえる。

 

しかし,学校や市町村によってはこのハイシーズンの定義がまるで違うのである。

 

 

大会2ヶ月前からハイシーズン

 

 

としているところもあれば,

 

小さい大会やらなにやらをすべて大会と見なして練習を続け,

 

結局

 

「1年中ハイシーズンですけど、何か?」

 

 

みたいな活動の仕方をしているチームもあるわけである。

 

 

 

そしてまさに9月のこの時期は新人戦直前なのでどこのチームも間違いなくハイシーズンである。

 

つまり,休日両日の活動が許される時期なのだ。

 

もちろん部活動とは自主的な活動なのでやらなくても全く問題ない。

 

しかし実際のところ顧問が全く練習をやらなかったとしたら

 

「なぜもっと練習してくれないのか」

 

「先生はやる気がないのか」

 

というクレームの対象になるだろう。

 

そして難しいことに9月は三連休が二回続いている。

 

半日の練習を1、とカウントすると,3連休あれば最大6の練習ができるわけである。

 

多分高校野球で甲子園を目指しているようなクラスは6。

 

練習量が多い学校で2日間はやるけど最終日は休んで4。

 

一番多いところは

 

半日で2日間やって最終日は休んで2とするみたいな感じではないだろうか。

 

ちなみに私も最小限の練習量で勝ち進むことを目標としているので,

 

今週の練習予定は

 

 

 

 

土曜日(午前)  日曜日(午後) 月曜日(オフ)である。

 

土日は両日とも練習試合とし,ここで最期の調整を行なって来週の公式戦に臨むつもりだ。

 

 

しかし,ここでこの部活動の難しさに私は直面することになったのである……。