教職者K

教育について考えるブログ。

片付けについておススメ本の紹介。

さて、今週は戸口訪問に回っていた。

 

戸口訪問とは、玄関先での挨拶のみで家庭訪問をすませることである。

 

1家庭につき3分。家に人がいない場合は訪問したことを伝える紙をいれる。住所の確認が一番の目的である。

 

これまでは夏休みの炎天下の下で汗をダラダラかきながら各家庭を周っていたので,それに比べるとずっと楽である。

 

こんな形でも教員の働き方改革は進んでいるのだ。

 

さて,これまで教員としていろんな家を見てきた私だが,そんな中で思ったことがある。

 

それは,

 

精心的に不安定な子の家ほど整頓されていないことが多い。

 

ということである。落ち着かない子ほどゴミがあちこちに落ちていたり,やたらものが多かったりするのである。

 

多分人の精神と環境というのは繋がっているのだろう。荒れた環境では人はエネルギーをすり減らして行ってしまうのだ。

 

しかし,これは逆に言えば

 

環境が整えば人は穏やかに暮らせる,

 

ということなんじゃないだろうか。

 

 

そんなことを思っていたところ,なんとなく読んだ本がよかったのでご紹介したい。

 

人生を思い通りに操る 片づけの心理法則

人生を思い通りに操る 片づけの心理法則

 

 

こちらである。

 

これまで「ときめくかときめかないか」という片付けの本や「ミニマリスト」の本を読んできた私だが,いまいちピンときていなかったことは私の部屋を見てもらえれば一目瞭然である。

 

ときめくかどうか,は非常に曖昧な線引きであり,ミニマリスト(極力何も持たない生き方)は極端で受け入れ難かったのである。

 

 

その点この本は捨てる基準等が非常に明確でわかりやすかった。

 

 

「1イン2アウト(1つ買ったら2つ手放す)」

「一度手放したとしてまた買うものか。買わないなら本当に必要ではないもの」

「自分が大富豪だったとしてそれを買うのか」

 

 

と1つ1つの基準がわかりやすい。これは多分「ときめくかときめかないか」をより具体的にしていると言ってもいいのではないかと思う。

 

 

ちなみにこの本を読んでからまず浴室にトライしたところ,驚くほどさくさくいろんなものを捨てられた。ほとんど実は不要なのに「いつか使うかも」と置いていたものが結構あったのである。

 

次はクローゼットにとりかかる予定だ。

 

同じ感じで職場のデスク周りもいらないものをどんどん処分している。意外となくてもなんとかなるものである。

 

探し物をするときもこれまでより速く見つかるようになったので効率も上がった気がしている。

 

ちなみに他の先生が私の机に置いたよそのクラスの学級通信まで速攻で捨てるので,それがバレてめちゃくちゃきれられたこともある。

 

それでも別に気にしない。即座に判断して環境を保つことが精神衛生上とても大切なことだと思っているからだ。

 

 

片付けられない皆様,ご一読あれ。

 

 

 

追伸

これ奥さんにも読んで欲しいんだよなぁ。どうしたら読んでもらえるかなぁ笑 今日も読んでくださりありがとうございました!