教職者K

教育について考えるブログ。

部活がなくなる日。

ちょっと前に出たこの記事読みました?

www.asahi.com

中学校の全国大会にクラブチームも参加可能になるっていうやつなんですけど。

 

私はこれを読んで、これ考えた人相当頭いいなって思いましたし、同時に部活潰しに来てるなって思いました。

 

ちょっと説明しましょう。

 

これをやられると二重登録の問題が必ず起こるんですよ。

 

つまり、スポーツ好きでどんどんやりたい子は部活もやってるし、クラブチームにも所属してるわけなんですね。

 

そういう層の子達は今回の決定で、

 

「お前はどっち(部活orクラブチーム)で大会に出るんだ?」

 

っていう決定を求められるわけです。

 

そうなると、進学もかかってる訳ですから、少しでも可能性がある方を選びたいですよね。

 

顧問もチームメイトも素人の部活より、クラブチームの方が勝ち上がりやすいのは明白ですから。

 

多くの上手な子はクラブチームでの大会参加を望むようになるでしょう。

 

そうなると、部活動はエースが抜けますし、チームとしての運営そのものが難しくなるわけです。

 

当然部活動ではクラブチームには勝てないから過度な競争にも歯止めが掛けやすくなります。

 

これは直接的ではないですが、やんわりとした形で部活動からクラブチームへ移行させる一手であると言えます。だから考えた人凄いなって。

 

ちなみに私自身は部活動からクラブチームへの移行については賛成派です。

 

私は部活動大好きですし、その教育的な価値にはすごく大きなものがあると思っています。

 

しかしながら、その負の側面も否定できないと思うのです。

 

間違った指導によってスポーツ本来の楽しみを奪っている側面もあるのではないかと。

 

体を動かすことは本来人間の持って生まれた生得的な欲求だと思うんですが、部活動というもので競争を求められる事によって、苦手な層はスポーツから離れざるを得なくなってしまう。

 

ジムでひたすらキツそうに追い込んでるのは日本人ぐらいっていう話も聞きますし。海外のジムでは楽しそうに運動してる人が多いのだとか。

 

部活動というもので短期的な成果を求めすぎている事が、生涯スポーツの可能性を奪っていると思うのです。

 

さらに教える側の負担もあります。最近出会った先生は子どもを育てるのに、もはや部活動で土日が無いのは無理だと。だから小学校に移ったみたいなんですね。

 

採用試験の倍率も低下している一方ですから、教員の質の維持のためにも今の体制を続けているのは得策ではないでしょう。

 

部活動には思い入れがある人が本当に多い。私もその1人です。

 

ただ時代とともにもう変わらなければならない部分も相当あると思います。

 

今回の決定で多くの指導者が「え、(クラブチーム出てくるなら)もう全国大会行けねーじゃん」と思っていると思いますが、その諦めこそがある意味で部活動が変わるためにも必要なのかもしれません。

 

私自身これからどういうスタンスでスポーツに関わっていこうか、模索しているところです。

 

読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

最近読んだ本についてダラダラと。

最近読んで紹介してなかった本を備忘録がわりにダラダラと書いておきますね。

 

まずこちら。

好きなんですよね、こういう自己啓発みたいなの。

 

7つの習慣がそもそも名著なので読んでみたんですけど。

 

まぁ7つの習慣読んだことあったので、全て知ってる内容でしたね。(←そりゃそうだ)

 

でもまぁ子供でも読みやすい編集になってるかなと思いました。

 

何をすべきかが明確になる一冊です。

 

7つの習慣未読の方、是非どうぞ。

そしてこちら。

 

サウナの効果やその入り方をレクチャーした一冊。

 

あぁ〜サウナ行きたい。汗かきたい。っていう願望があんですけど、なかなか行けないんですよ。子供連れてけるところでもないし。

 

サウナ行って飲み会したいってのが最近のやりたい事No. 1ですね。

 

読んでから行けば効果上がりそうです。サウナ好きな方はぜひ。

そしてこちら、環境について勉強しようと思って読んだ一冊。

 

水野敬也らしいギャグが満載で読みやすい。

 

環境について笑いながら考えられる一冊。小学生でも読める内容だと思います。

 

環境を考える上での最初の一歩としてどうぞ。親子で読むのもいいかもしれませんな。

 

こちら、数学の先生になんかアドバイス出来ることないかと思って読んだ一冊。

 

全体に感じる数学の美しさが素晴らしい。

 

日常と数学をつなげるその視点は、世界の見え方を少しだけ変えてくれる気がします。

 

数学のできる人は本当に頭が良い人だと思いますし、そのセンスって持ってると便利だろうなって。

 

思考のトレーニングとしてもおすすめの一冊です。

 

 

次はこちら。

 

要約すると、高齢化だし、IT化進んでるから働き方を変えていかないとねっていう話です。

 

つい最近、教員も定年が65歳に引き上げられたんですよね。

 

この本にもあるように、働いている期間が長いほど、健康寿命も長いようですから、私は働けるだけ働いていたいなと思っております。

 

問題は雇ってくれるところがあんのかって話で。

 

年取ってから自分で何か事業を始めるのもいいかもな、なんて思いました。

次はこちらのシリーズ。

 

このシリーズ超面白くて、他の地域のやつも読み漁ってるんですけど。

 

世界の情勢がよく分かるんですね。授業のネタが膨らむ。それでいてマニアック過ぎない所がとてもありがたい。

 

というのも、このシリーズ学生に講義で話している内容をまとめたものなんですよ。

 

だから、授業に活かせる部分がかなりあるんですね。大人にも学生にも勉強になる一冊です。

 

世界情勢が目まぐるしいですから、改めて勉強してみようかなって方は是非どうぞ。

 

ということで、最近読んだ本について書いてみました。

 

皆様の読書の一助になれば幸いです。

 

読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

 

卒業2022

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卒業式だったんですよ。

 

今年の私は3年間持ち上がってきた子達を送り出す立場だったんですけどね。

 

教頭先生からは、

 

「俺35年教員やってるけど、3年間生徒持ち上がったこと一回もないからね。」

 

なんて言われましてね。

 

私、9年教員やってるんですけど、これで持ち上がりで卒業生だすの3回めなんですよ。

 

子どもたちの成長を間近で見守ることができる自分て本当に運がいいし、幸せもんだなって思いますね。

 

最後の学年集会では最近このブログで書いた「ノブレスオブリージュ」の話を子供達にしたんですね。

 

『ノブレスオブリージュとはフランス語で恵まれた身分の人に伴う責任を意味している。

 

つまり、恵まれた身分の人は社会に負う責任もまた大きいということ。

 

そう言われて今、君たちは

 

「自分は別に恵まれていない」

 

と思ったかもしれない。

 

しかし、本当にそうだろうか。

 

ウクライナという国では、今、何の罪もない子どもたちの命が失われていて…』

 

 

そう言ったらですね、ふとそういう子供達の姿が頭に浮かんできて。

 

自分でも不思議だったんですけど、子ども達の前で話しながら涙が溢れてきたんですよ。

 

今義務教育を終えようとしている目の前の子たちと、ウクライナの子達で一体何の違いがあったのだろうと。

 

こんな理不尽がまだ世界にあって良いのだろうかって。

 

そう思ったら言葉に詰まってしまったんですけど、何とか話を続けました。

 

アフガニスタンでは仕事に困った父親が自分の腎臓を売って生活費にしている。

 

そのお金がなくなったら次は生まれて一ヶ月の自分の娘を売りに出さないと生活が出来ない。

 

果たしてそういう世界の現実を見た時に、日本に生まれた君たちは本当に恵まれていないのか。

 

何の不自由もなく、義務教育を無事に終えられる君達はそれだけで恵まれてはいないだろうか。

 

だから私は卒業する君たちに、日本人として生まれた役割と義務をこれから果たすことを期待している。

 

君たち一人一人に君にしか出来ない役割がきっとある。だから、それをこれからの人生で見つけて欲しい。

 

そして、その自分に与えられた役割を考える時にこの学校で学んだことや、私が社会で教えた事が少しでも役に立ってくれたら嬉しい。

 

君たちの未来に期待している。

 

3年間ありがとう」

 

そんな話を最後の学年集会ではしたんですね。

 

そしたら、卒業式のあとにクラスの中でもかなり手のかかった子が私のところに来て、泣きながらこう言ったんですよ。

 

 

 

「先生のおかげで夢ができました。

 

 

将来福祉関係の仕事について、人の役に立ちたいです。

 

 

ありがとうございました。」

 

 

嬉しかったですね。

 

というか、こんなに嬉しい言葉ないですね。

 

どんなプレゼント貰うよりも、私は教員ですから、この子の成長がこの言葉から分かって嬉しかったんですよ。

 

その子はきっと私が言った学年集会での話から自分なりの答えを見つけたんだろうなと。

 

こちらの想いをちゃんと受け止めてくれる子ども達に恵まれた3年間だったなって改めて思いました。

 

 

スポーツ選手はオリンピックのために4年かけてますけど、教員はこの日のために三年かけてますからね。

 

本当にいい日だったなって振り返りながら、今帰りの電車の中でこれ書いてます。

 

今日はビールがうまそうですわ。

 

祝杯をあげたいと思います。

 

読んでいただき、ありがとうございました!

不登校の子たちに対する仮説。

最近この本を読んでたんですけど。

簡単に言うと。

 

学力向上、発達障害の軽減、産後うつの解消、老化の抑制、依存症の防止など、

 

ありとあらゆるものに運動が有効であるっていう内容で。

 

一言で言うと、

 

 

 

 

みんな運動しようね

 

 

っていう至極当たり前のことを色んな角度から理屈づけてまとめた一冊なんですね。

 

 

そしてこれを読んで私が思ったのがですね、

 

 

 

不登校の子たちに最も必要なのは、実は運動(エクササイズ)なのではないか?」


っていうことなんですね。

 

同時に多くの学校現場において不登校の子たちに対して運動のアプローチっていうのが少ないんじゃないかなと。

 

ちなみに不登校の要因の第一位は、「学習不安」です。

 

不登校で学習に遅れが出れば進路にも影響が出ますから、限られた本人と教員との接触機会の中ではカウンセリングだったり学習支援なんかが行われる事が多いんですけど。

 

でも彼らが抱えている学習不安というものが、発達障害からくる学習不安なのだとしたら。

 

発達障害に対して、薬を飲むことと同じくらい、もしくはそれ以上に運動には効果があるのだとしたら。(そうこの本に書いてあります)

 

不登校の子たちには運動というアプローチの方がより適切なのではないかって気がしたんですよ。

 

これは私の経験からも言えますが、不登校の子は運動してない子が殆どです。

 

逆に学力が低くても運動している子、部活に熱中している子は通い続けます。

 

それは部活に役割があるから、というのもあるかもしれませんが、運動によってストレスが軽減され、脳が適切な状態に保たれているからかもしれません。

 

不登校の子たちは動く機会が極端に少ないですから、お腹も減りませんし、疲れないので眠気も襲ってきません。

 

ひどくなってくると、昼夜が逆転し、顔も青白くなって痩せ細っていきます。

 

だからこそ、運動のアプローチがもっとあって良いんじゃないかと思うのです。

 

不登校の子の多くが学校に対して恐怖を感じています。

 

しかしながら、人間は走りながら難しいことは考えられないわけですから、

 

極端な話、

 

 

校門に向かって全力で走らせてみたらいい

 

 

と思ったんですね。

 

嫌なら歩いて戻らせたらいいし、行動認知療法の世界でもこれに似た手法が使われるようです。

 

走って疲れれば腹も減りますし、眠くもなります。

 

何より運動することで不登校の子たちが抱えている「学校に行けない」という大きなストレスの軽減になるはずなんですよ。

 

なのでね、文科省不登校の子たちが学校に来たら

 

 

 

 

 

ビリーズブートキャンプ

 

 

をやらせるように今すぐ通達を出すべきですね。

 

ビリー隊長に心身ともに鍛えてもらう。

 

そしたら、もう間違いなく、

 

 

 

 

 

 

 

次の日から来なくなりますね。

 

 

その辺が難しいとこなんですけど。勉強も運動も苦手って子多いですからね。

 

何にせよ、本人が楽しめる範囲のエクササイズを提案するっていうのが、学習支援よりもよっぽど大切なんじゃないかって思ったので書いておきます。

 

 

本日も読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

最近の休日の過ごし方。

(コチラの記事を読む前に、まだ読んでいない方は先に二つ前の「引っ越し奮闘記③」を読んでいただけたら幸いです。)

 

 

最近我が娘が毎週のように行きたがる場所がある。

 

それが、市の運営する生涯学習センターみたいなところなのである。

 

ここには工作室があって、牛乳パックや段ボールなど、工作に必要なあらゆる道具が揃っていて自由に使う事ができる。

 

そこに「タミヤさん」という、いかにもものづくりが好きそうな名前の女性がいつも鎮座していて、幼児が作れるものを提案してくれるのだ。

 

ここにすっかりハマってしまった娘は土日になるとここに行きたがり、私もその提案にすぐに乗る。

 

公園はまだ寒いし、何より金が掛からないのがいい。

 

そう、私は根本的にケチなのである。

 

 

この日の娘は、段ボールでガチャガチャのおもちゃを作りたいと言い出した。

 

しかし、当然ながら3歳児に作れるはずもない。

 

 

ネットで調べて9割がた私が作ってしまった訳だが、完成したにも関わらず、中に入れるガチャガチャのケースがないではないか。

 

ふと思いついた私は、工作室からの帰り道にイオンのガチャガチャ専門店に寄り、店員さんに聞いてみた。

 

「あの〜すいません、工作用にガチャガチャのケースが欲しいんですが」

 

我ながらケチである。

 

店員さんはこう言った。

 

「すいません、コロナの関係もあって。今お渡ししてないんですよ」

 

ちくしょー!コロナめー!

 

くれよー!ケースくれよー!それないと遊べないんだよー!めっちゃあんのにー!

 

そうこうしている間に娘はガチャガチャに目を輝かせ始めている。

 

私も流石に購入を検討し始めたわけなのだが、

 

最近のガチャガチャがまた

 

 

たっかい

 

のである。

 

500円とか普通にするのである。

 

ちくしょー、資本主義めー!ここまで金使わずに過ごしてきたのにー!

 

いっそ開封しているお客さんに「そのケース貰えませんか?」と声をかけることも考えたのだが、普通に考えてその絵がなかなか気持ち悪く、更に子どもを抱えて人からケースを貰うその状況はさながら物乞いのようである。

 

とうとう観念した私は娘に対してなんでも好きなものを一回引いて良いよ、と提案。

 

 

その娘が選んできたのがこれだったのである。

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娘よ…

 

 

これはつまり…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いいから早く部屋の電気つけろよ」

 

っていう私へのメッセージかい?

 

世知辛い。あまりにもハードな娘からのメッセージ。パパだって頑張って働いてるのに…。

 

そうダメージをおったのだが、私のお手製の段ボールガチャガチャをいたく気に入った娘は何度もガチャガチャし、夜は枕元に、この赤ちゃんとガチャガチャを置いて寝ていた。

 

これが最近の休日の過ごし方である。

 

ちなみに我が家の電気はまだついていないが、

 

 

悪くない、悪くない過ごし方のはずである。

 

 

 

 

【オススメ】フィッシャーマン式 筋トレ以前の筋肉の常識

最近読んだコチラの本の紹介です。

私は筋トレが趣味なんで読んでみたんですけど、これはその中でもおススメです。

 

というのも今、世の中にはトレーニング系のメソッドが溢れてるんですけど、多くが個人の経験に基づくものなんですよ。

 

この本はそんな中にあって、科学的な論文を相当読み込んでいる事が伝わってくる一冊になっています。

 

私も飲んでいるサプリにBCAAとかEAAってやつがあって。

 

これらはボディーメイクをする上で必須だと言われてきたりするんですが。


筆者はBCAAもEA Aもプロテインの下位交換であり、不要だと。

 

そもそも初心者に色んなサプリは必要ないとバッサリです。

 

なんというか、とても初心者に優しい、入りやすい一冊になっていますし、私のようなある程度トレーニングしてきた人間にも勉強になる一冊になっている訳です。

 

モチベーション上がりますし、効率の良いトレーニングの仕方が分かります。

 

「筋トレは楽しむもの」

 

という筆者のスタンスは、きっとこれからトレーニングしてみようかなっていう人にとって心地よいものになるでしょう。

 

レーニングを始めようと思っている人には是非読んでみてもらいたい一冊ですし、私ももう一回読み返そうかなと思っています。

 

ちなみに、筋トレに関して私が言われた事で、今年一番嬉しかった言葉がありましてね。

 

私はチビな上に顔が超絶デカいんですね。

 

だから、奥さんと写真とっても、

 

「あなただけ3歩くらい前出てた?」

 

 

って言われるくらい顔でかいんですよ。

 

小さい上に顔だけやたらデカいですから、スタイルの悪さったらない訳ですね。

 

そんな私がトレーニングして、今年のハロウィンはフワちゃんの格好して一日中授業してたんですね。

 

(ビスケット=クルーガーにしようか迷ったんですけどフワちゃんにしました)

 

そしたらそれ見た生徒からですね、

 

 

 

 

 

 

 

「スタイル良いですね」

 

 

 

って言われたんですよ。

 

これが、もうめちゃくちゃ嬉しかったんですね。こんな事人生で一度も言われたことない訳ですから。

 

もちろん私の身長も顔のデカさも変わらない訳なんですけど、前より胸も腕もデカくなってる訳ですね。

 

顔は人様の3歩前行ってますけど、胸も2歩くらい前に出るようになってきてる訳で。

 

そのおかげで違和感がなくなってきたんですね。

 

この一言ってのが本当に嬉しいというか、小さい事なんですけど自己肯定感に繋がってるんですよね。

 

 

だから、体を変えるっていうのは多くの人にとって自信に繋がるんじゃないかなって思うんですよ。

 

体そのものがどうこうっていうよりもこの自分への自信っていうのが色んな場面でプラスに働くんじゃないかなって思います。

 

 

温かくもなってきてますし、ちょっと運動してみようかなって人にはこの本読んでから取り掛かるのも良いかもしれませんよ。

 

誰かの参考になれば幸いです。

 

読んでいただき、ありがとうございました!

 

引っ越し奮闘記③

さて引っ越して一ヶ月ほど経ちまして、ようやく荷解きは終わったんですけど、ここで新たな問題が起こりましてね。

 

 

それが、

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洗濯機の水漏れです。

 

排水がうまく出来ません。水を流すと泡が溢れてくるんですね。

 

早速設置業者に連絡したんですけど。

 

「これ付け方には問題ないです。排水管に問題があるのかもしれません」

 

そう言われましてね。

 

次は管理会社に言って配管会社に来てもらったんですけど。

 

「これ詰まってないです」

 

「古いから配管が狭いんです。今のドラム式だと水量が多いから溢れちゃうんですね」

 

っていう返事なわけですよ。

 

更には、

 

「これ治そうと思ったら、洗濯機を一旦よけて根本的に配管変えないといけないからちょっと…うちも人がいなくてですね…ちょっと…」

 

もうその表情からやりたくなさそうなの滲み出てる訳ですよ。

 

ということで、我が家の洗濯機は今も泡が溢れたままなんですよね。

 

(水漏れが板の上におさまってるので、今のところ良しとしているわけです←管理会社には報告済み)

 

さらに今度は急に電気がつかなくなりましてね。

 

電気を交換しようにも電気が昔ながらの紐出てるやつなんですよ。

 

(あの男子ならみんなボクシングの練習とかしたピローんと紐が伸びてるやつです) 

 

そもそも仕様が違いますから、シーリングライトに付け替えられないんですね。

 

これを機にローゼットの交換を管理会社には要求して、了承してもらったんですけど。

 

でも工事が入るまで時間がかかるんですよ。

 

だから最近は

 

 

夜は暗闇でスマホのライトつけて生活

 

 

 

してるんですね。

 

そんな毎日ですからとうとう娘(3歳)からショックな一言を言われてしまった訳です。

 

彼女は私にこう言ったんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、いつまでこのお家にすまなきゃいけないの?」

 

 

 

 

 

 

 

この一言に固まってしまった私に彼女はさらに畳み掛けるように言葉を重ねて来ます。

 

 

 

 

 

「このお家汚いからイヤ」

 

 

 

 

 

「早く前のおうち帰ろうよ」

 

 

 

 

お、俺はお前のために…

 

 

 

お前を幼稚園に入れるために…

 

 

 

何十万もかけて…

 

 

 

職場からめちゃくちゃ遠くなったけど、

 

 

引っ越しを…

 

 

 

引っ越しをしたのに…

 

 

 

 

 

それなのに…

 

 

 

 

 

それなのに…

 

 

「いつまで住まなきゃいけないの?」

 

 

だなんて…

 

 

そりゃあんた……

 

 

 

あんまりじゃありませんか…。

 

 

 

 

 

ということでね。

 

もうなんか最近は娘の寝顔を見ると涙が出そうになるんですよね…。

 

 

とりあえず娘はいまだに風呂が古いから入りたがりません。

 

 

まぁ頑張りますわ。

 

現場からは以上です。

 

読んでいただき、ありがとうございました!

子供の主体性を伸ばすオススメの方法。

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「うちの子が全然勉強しない。ゲームばっかりしてる」

「部員のやる気がなくて困ってます…」

 

こうゆうのって本当によく聞きますよね。

 

要するに学習者の主体性をどう引き出すかっていう話だと思うんですけど。

 

時代が変わってネットを見ればいくらでも情報が溢れてますから、知識を蓄積することの価値が薄れて来てるのは明白なんですよね。

 

新しいテクノロジーとか、コロナや戦争に代表されるような次々起こる問題に対して、とりあえずやってみる(考えてみる)っていう主体的な姿勢こそ現代社会では知識以上に重要だと言えるわけです。

 

ではどうしたら子供のそんな主体性を引き出せるのかっていう話なんですけど。

 

私のおすすめは、

 

 

変容に気づかせる

 

 

ってことなんですね。

 

自分が変化してる事に気づく事。これが学習者の主体を引き出します。

 

私自身経験があるんですけど、バレーを始めた頃、練習試合の相手が強いところばっかりでほとんど勝てなかったんですよね。

 

もう本当に試合が嫌で。

 

毎日勝てないグチを家で吐きまくってたんどすけど。

 

でも、母親からふと、

 

「大丈夫。みんなすっごく上手くなってきてる」

 

って笑顔で言われたんですよ。

 

え?勝ててないのに?

 

って驚いたんですね。

 

そして、その事がいまだに記憶に残ってるし、嬉しかったんですよね。その言葉で頑張れたというか。

 

子供たちっていうのは、経験が少ないし、客観的にみることが出来ないから、自分達の成長に気付けないんですよね。

 

だから、そこを周りにいる人間が気づかせてやる。

 

それこそが学習者の主体性を引き出すと考えるわけです。

 

例えば幼児でいえば公園というのは最高の変容確認の場だと考えています。

 

というのも、小さいうちは使えない遊具がたくさんあるわけですね。ジャングルジムひとつとっても小さいうちは出来ません。

 

それが成長に従って少しずつ出来るようになる。お兄ちゃん達が遊んでいるのを見るだけだった自分が、てっぺんまで登れるようになった。非常に分かりやすい変容ですよね。

 

小さいうちっていうのはみんな何に対しても「やりたい!」って主体的だと思いますけど、それは小さいうちは成長スピードが速いから変容に気付きやすいからではないかと思うわけです。

 

しかし、成長とともにそれが鈍化していって、周りも変容を見つけてくれないからどんどんやる気を失ってしまう。

 

そういう子の多くがゲームにハマるのは、ゲームには変容に気づく仕掛けがいっぱいあるからでしょうね。

 

レベルとか図鑑を集めてコンプリートするとか、目に見える変容があるわけです。だから楽しい。

 

しかし、現実は厳しい訳ですよ。

 

なかなかすぐに出来るようにはならないし、成長がゆっくりな子はなかなかその変容に気づかないからやる気を失ってしまうんですね。

 

だから指導者(教師)としては、

 

そもそも子供の微妙な変容に気付けているか

 

子ども自身が変容に気づくような仕掛けをしているか

 

これが非常に重要になるわけです。

 

やり方は色々あるでしょう。

 

スポーツなら、始めたばかりの映像なんかを見れば自分が上達してることは明らかです。

 

学習で言えば、振り返りを書かせるなんてやり方もあるわけです。

 

(「今日は三角形の面積の求め方が分かった。」と子どもが書いていれば、子ども自身が変容に気づいている訳ですよね)

 

他にも書ききれないくらいそういう手法はありますし、どれくらいそれをもっているか、というのが教える側の力量であると考えます。

 

とりあえず子どもがやる気がないことを本人のせいとしているうちは指導者としては成長はありませんから。

 

変容に気付けるような手法を増やすことを目指しましょう。

 

 

(もちろん私もです)

 

そういう目で見るとまた子どもの見方が違うのではないかと思うので、書いておきますね。

 

 

本日も読んでいただき、ありがとうございました!

 

ノブレスオブリージュ。

久しぶりにちょっとキレてるんですよね。

 

こんなに怒りを感じるのはいつぶりでしょうかね。

 

え、何にかって?

 

 

そりゃもちろん、

 

 

 

 

 

プーチン

 

 

 

 

ですよ。あいつに超キレてんですよね。なんすか、あいつ。

 

久しぶりにニュース見て、

 

 

「このハゲー!!」

 

 

って豊田真由美ばりに叫びそうになりましたからね。

 

まぁもしそう叫んだ場合、

 

 

 

 

「お前もだろー!」

 

 

 

ってロシアから盛大にブーメラン返ってきそうなんでやめときましたけど。

 

とりあえず私の目標は前から言ってますけど世界平和なんですよね。

 

それが、今もうプーチンにめちゃくちゃにされちゃってんですよ、腹立ちますよね。

 

どんな理由があろうとトップの人間の思惑一つで何人もの罪のない国民が死んでるっていう状況は許されるものではありません。

 

私は今回のロシアの侵攻によっていろんな当たり前だと思っていたことがぐらついてしまったと思うんですよ。

 

それは、

 

アメリカがいざという時は助けてくれるってのは幻想だったよね」

 

とか

 

「核の廃絶はやっぱり安全のためにも見直した方がいいんじゃないか」

 

とか

 

「日本もちゃんと自国での安全保障を考えないといけない。」

 

とかそういうレベルの話しじゃなくて。

 

言うなれば「明日は来る」っていうレベルの当たり前のことが今脅かされてるわけですね。

 

こんなことってあっていいんですかね。天災でもなく、明らかな人災ですよ。

 

スポーツや経済の世界でもロシアの締め出しが起こってますから。

 

私も何かしようと思いましてね。

 

 

今個人的に

 

 

 

 

 

 

 

 

マトリョーシカ不買運動

 

 

 

を地道に続けているところです。

 

もう一生マトリョーシカ買わない覚悟ですからね。(みなさんもどうですか?)

 

ちなみにピロシキボルシチを食べないってのも考えたんですけど、ボルシチってウクライナのものなんですね。なのでそっちはやめときます。

 

そしてこのロシアによるウクライナ侵攻から私が思い出した言葉があって。

 

それが

 

 

「ノブレスオブリージュ」

 

 

っていうフランス語なんですよ。

 

「ノブレス」は「貴族」を意味し、「オブリージュ」は「責任」を意味します。

 

これはつまり、

 

「社会的に高い位にあるものは果たす責任もまた大きい」

 

っていう考え方で。

 

ヨーロッパではこういう考え方が深く根付いているんですね。

 

実際にイギリスのヘンリー王子がアフガニスタンに派遣されたりしているわけです。

 

これ日本で言えば皇太子が自衛隊として派遣されるようなものですから、これがいかに凄いことかイメージできるはずです。

 

今回のゼレンスキー大統領の行動っていうのはまさしく、このノブレスオブリージュを体現しようとしてるなと思ったんですよ。

 

真っ先に命を狙われ、アメリカからも国外退避を提案されても家族と共に残る姿。

 

それは「我々はロシアではなく、ヨーロッパと共にある」というトップとしての覚悟を自らが命をかけて、ヨーロッパの規範であるノブレスオブリージュを示してるんだろうなと思ったんです。

 

 

 

さて、世界的に見ればまだまだ先進国で恵まれた身分にいるのが我々日本人です。

 

果たして私達に果たすべきオブリージュとはなんなんでしょうか。

 

そんなことを考える毎日です。

 

1日も早い終結を願いますし、私は私に出来ることを考えます。

 

読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

最近Amazonで買ったもの2選。

最近買ったものの紹介です。

 

引っ越して以来通っていた公営ジムに行けなくなってしまいましてね。更にコロナのせいで部活も無くて完全に運動不足なんです。

 

そこでもう思い切ってトレーニング器具を買ってしまったわけですね。

 

まずはこちらのインクラインベンチ。

 

筋トレする時にベンチがあるとできる種目がすごく増えるんですよ。

 

筋トレのためにダンベル買う人はベンチも買った方がいいですね。

 

インクラインっていうのは背もたれが倒れるものです。これが出来るとまたちょっと種目が増えるんですね。

 

あとは場所取りたくないので折りたためるもの。更に色が入っているのが私の趣味ではなかったので真っ黒なものを選びました。

 

耐荷重150キロということでバーベルを本気で持ち上げるにはちょっと不安が残りますけど,家でダンベル使ってトレーニングする分には十分でしょう。

 

何よりこれ安いんですよ。

 

ベンチなんてそうそう差なんてないですからね。

 

条件満たすものの中で一番安いものにしましたけど,問題なさそうです。

あとついにこちらを買ってしまいました。可変式ダンベルのフレックスベル。

 

値段が値段なので,流石にちょっと悩んだんですけど。

 

一年以上私のアマゾンの「欲しいものリスト」にあり続けたので,もうこの機会に買ってしまおうと思った次第です。

 

重さには3種類あって,36キロタイプ・32キロタイプ・20キロタイプ。

 

あと重量設定にも4キロ刻み・2キロ刻みの2タイプがあります。(4キロ刻みの方が安いです)

 

20キロでは物足りないし,36キロまで行くと部屋内での取り扱いが不安ということで,32キロの2キロ刻みのタイプをチョイスしました。

 

買える店はいくつかあるんですけど,有名どころは2つあって。

 

「ライシン」と「モーションズフィット」です。

 

ライシンは安いけど、一年保証。

 

モーションズフィットはちょっと高くなるけど2年保証なんですね。

 

このダンベルは重量変更のために回転させたりするダンベルなので故障も考えられます。2年は最低でも使いたいのでモーションズフィットで購入しました。

 

motions-shop.jp

専用のスタンドも迷いましたけど、場所を取るため購入見送りです。

 

まぁ長く使える自己投資と考えようかなと。

 

奥さんにもやらせればもはや半額ですし。(←絶対やらない)

 

あとメルカリとかで見ててもダンベルって値段落ちないんですよ。

 

だから

 

ダンベルは貨幣

 

だと私は思ってるんですね。

 

だから全部で7万くらいしましたけど,そう考えたらむしろ安いものかなと。

 

(と言い聞かせてみる)

 

せっかく買ったので,これからしっかりトレーニングしてですね,

 

春からの新学級では

 

「背中が大きすぎて黒板が見えない」

「肩に黒板けし載せてる先生がいる」

「腹筋が口分田!」

「お尻がユーラシア大陸!!」

 

っていうクレームが飛んでくるよう頑張りたいと思います。

 

読んでいただき,ありがとうございました。