教職者K

教育について考えるブログ。

最近読んだ本を3冊紹介します。

最近読んだ本の紹介です。

まずこちらの八月の御所グラウンド。

 

直木賞受賞したとのことで読んでみました。

 

短編が2本で一本は駅伝、もう一つは野球とどちらもスポーツがモチーフになっています。

 

そしてそのどちらにも過去の幽霊みたいなものが現れるというちょっと不思議なストーリー。

 

なんだかぶっ飛んでる気がしますが、それが違和感なく溶け込むのは物語の舞台が京都っていうちょっと日本の中の異国みたいな場所だからでしょうか。

 

私自身、二年連続で京都に行っているので街並みを思いながら読ませていただきました。

 

次にこちらの同姓同名。

 

ビブリオバトルっていう本の紹介プレゼンがあるんですが、そのチャンプ本として紹介されていたので読みました。

 

内容としては大山正紀なる人物が幼女を殺してしまい、新聞社が実名を報道します。

 

その実名報道によってなんの罪もない同姓同名の大山正紀達が就職出来なくなるなど、被害を受けます。

 

そしてその同姓同名の大山正紀で被害者の会を結成して、真犯人の大山正紀にアプローチするっていう話です。

 

登場人物全員が大山正紀っていう設定そのものがかなりぶっ飛んでますね。読んでいてめちゃくちゃ混乱しました。

 

さらには最後の最後まで読者を裏切ろうとする展開が見事。

 

名前って大事だよねって事を再確認させられる一冊になっております。

 

そしてラストはこちら。

 

タイトルからエッセイみたいなものを想像しがちですけど、精神科医の先生がメンタルを保つための方法を書いた一冊。

 

なんせストレス多い仕事してますし、周りに鬱になる人も出てますから、自分の心をどう守るのかってのがとても大事なんですよ。

 

内容的には一般的な事がほとんどだったんですが、そこを一歩踏み込んでこの先生なりの解釈が書いてありました。

 

ただ動画を見るのではなく、目的をもって見る

 

このあたりは参考になりましたね。ついついダラダラと動画とか見てしまいがちですからね。

 

さっと読めるので、最近疲れてるかもなっていう方にはお勧めです。

 

ということで、最近読んだ本のご紹介でした。

 

皆さんの次の一冊の参考になれば幸いです。

 

読んでいただき、ありがとうございました!