教職者K

教育について考えるブログ。

俺の机を越えていけ。

は親に似るというが、その通りだと思う。

 

うちの娘は最近少しずつ言葉が増えて来たのだが、食事中によく言うようになったのが、

 

「う〜ん,うま〜い!」

 

なのである。

 

妻はこんなことを言わないから、多分これは私の口癖なのだろう。

 

自分が無意識に言っていることが娘の中に取り込まれていたことが分かり、少し反省している。

 

しかも、女の子が言う「う〜ん,うま〜い!」はどこかガサツである。

 

これがもし,私にもっと語彙力があり,

 

「ほっぺたが落ちるようだ…!」

 

「このとろけるような舌触りときたら,もう…!」

 

なんて言いながら食事をとっていたら、きっと娘もそういうことを言う人になっていたんだと思う。(まぁ別になって欲しくないけれど。)

 

そんな娘なのだが,先日は私が以前使っていた折り畳みのキーボードを出して自分の机に広げていた。

 

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更に、ここに彼女のスマホ(木のおもちゃ)をオン。

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この状態でキーボードを叩き始めたのである。

 

これ実は私がこのブログを書いている時のいつものスタイルであり,そこにまでマネが及んだことを私は恐ろしくすら感じたのだった。

 

将来こんなしょうもないブログを書くようになったらどうしよう。今から彼女の将来が心配である。

 

しかし,話はここで終わらない。

 

彼女は更にそこに,私が以前ガチャガチャでとっていたリサ・ラーソン猫の置き物を2体セット。

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更にはお気に入りのアンパンマンのコップに麦茶を入れて飲み始めたのである。

 

 

こっこれはまさか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テレワーク…?

 

 

何ということだろうか。

 

 

彼女はすでに家の中に快適なデスクを自分で作り始めており、その姿はまさにテレワークのそれなのである

 

もしかしたらなかなか在宅勤務にならない父親に対して手本を見せているのかもしれない。

 

その姿はもはや「守破離」の「離」。彼女はぐずぐずしている私を尻目に,父親の一歩先へと駒を進めていたようである。

 

娘は机に座り,黙々とキーボードを叩く。ふと顔をあげ,アンパンマンコップで麦茶を飲んだかと思うと,こう言ったのだ。

 

「う〜ん,うま〜い!」

 

日頃仕事しているフリをしてお茶ばかり飲んでいる姿も父親そっくりである。

 

ということで感染拡大に伴い,私も不定期の在宅勤務が始まることになった。

 

家にいる時間が長くなることで,娘にまたマネをされてしまうかもしれないなと思う。

 

ここは一つ,言動に気をつけてステイホームである。