教師ってめちゃくちゃストレスかかる仕事じゃないですか。
子どもとの関係だけじゃなくて,同僚だったり,上司だったり,保護者だったりと付き合わなくちゃいけない。
「人間の悩みは全て対人関係の悩みである」
って言ったのはは心理学者のアドラーです。たしかにそうで,仕事の悩みってほぼ100パーセント対人関係の悩みですよね。
そういう意味でも関わる対人の数が多い分,教師っていう仕事は悩みも多いんだと思うんですね。
クラスの30人を相手して,授業で担当するクラスの子に関わって,部活の子に関わって,その保護者にも関わらなくちゃいけない。同僚との関係だってある。
当然その分悩みも多くなるわけです。
「クラスにおける教師は戦場における兵士と同じくらいストレスを感じている」
っていう話を聞いたこともあるくらいです。
これ聞いた時思いましたよね,「うわっ俺徴兵されてたんか」って。醤油飲んどけば良かったですよ。
実際今の所私はまだ大丈夫ですけど,周りには心を病んでお休みになられた先生もいますし,いつ自分がそういう立場になるかもしれないなっていう恐怖は常に感じています。
これからの時代子どもを取り巻く環境はさらに複雑化していくでしょうから,その変化に対応できなくなったらきっと苦しいでしょうね。
なので,ストレスの対処法というのは色々と考えておかないといけないと思っているんですね。
ちょっと私の最近のストレス対処法をご紹介したいと思います。
①思いついたことは全部メモしておく。
これやってます。仕事しててめちゃくちゃ腹たつこともあるんですけど,そういう自分を感じた瞬間に言語化してメモするようにしています。
書くと案外どうでもよくなるというか,ちょっと気もちも晴れますし,一旦メモをはさんで間を置くことで,子どもに対しても感情的にならずに冷静に指導することができています。
アンガーマネジメントにも一役買っているわけですね。
さらに腹たつことだけでなく,嬉しい気持ちになったことも書くようにしています。
・久しぶりの1日休みで,娘と過ごせるのがうれしい。
・3ヶ月ぶりにジムに行けた。まだ動ける。
・ずっと行きたかったお店にランチで行くことができた。席取れたのが奇跡。
なんでもいいんですけど,そんな感じで書いとくだけで見返したときにハッピーになれる気がするんですよね。
心理学の世界では「スリーグッドシングス」っていう手法があるようで,「今日の良かったことを3つ書く」っていうのがストレスの対処に有効なんだとか。これに近いことをやっているわけです。
なので,最近はメモを持ち歩いてひたすら感情が動いた瞬間にメモするようにしています。
私の場合ブログを書くので,そのメモを見返しながらブログを書くこともできるわけです。
たかだかメモですけど,一石四鳥くらいありますね。
②瞑想
前々からちょこちょこ書いてるんですけど,今生活の中に瞑想を取り入れているんですね。
やり方は色々あるんですけど,私の場合は,
①出勤前の5分。(時間取れる時は夜も)
②8秒で吸って8秒で吐く。
③背筋を伸ばす。
④椅子に座って。
⑤アプリで瞑想の記録をつける
ってことをやっています。
最初のうちはもう,
「5分てこんなに長いのか…」
って思いましたね。最近は慣れてきましたけど。
毎日「時間ない,時間ない」って思いながらこれまで生活してきましたけど,案外時間はあって。でも集中が出来ていないから時間ないように感じてただけなのかもなって思いましたね。
それに、なんとなくですけどストレスにも強くなってきてる気がするんです。
というのもここ最近私が妻に怒られた記録を見てみましょう。
・朝寝ている妻と娘を起こさなくて怒られた。
・子ども抱っこしながら歯磨きしてたら,「水が飛ぶからやめろ!」とキレられた。
・使ったハサミを元に戻さなくて怒られた。
・くしゃみをしたら昼寝中の娘が起きてしまい,「おい、てめぇ」と睨まれた。
(ちなみにこれらはメモから抜粋。いやぁメモ取ってて良かった!)
多分ここまで言われたら死にたくなると思うんですよ。普通の人ならね。
でもほら私,
瞑想してますから。
もう痛くも痒くもありませんね。
「よしよし,子育てでストレスがたまっているんだね」
って菩薩のような目で聞き流してますからね。
いや〜瞑想始めてて良かった!
ということで私のお勧めのストレス解消法2選でした。どうぞお試しあれ。