ゴールデンウィークで色んな魅力的なお誘いをいただきましてね。
その度に私の頭に子どもと奥さんの顔がよぎりまして。色々と断ったわけですね。
そういう経験からしても、「結婚てあまりに自由ないけど、本当に幸せか?」「結婚しなかったらもっと自由で幸せな人生になるのではないか?」とたまに私自身も思うわけですね。
実際に結婚することでお金や時間の面で不自由になることはまず間違いありません。
個人の幸福を優先する現代社会において、未婚率が上がるのは納得できます。
それでも私は
男性は結婚できるならしといた方が良いんじゃないか
と思っているし、女性の男性にはない強さみたいなものを感じているので書いておきます。
まず結婚がシステムとして効いてくるのは若い頃より歳をとってからではないかと思うのです。
女性の嗅覚は男性の1.5倍と言われています。なので微妙な体臭の変化や室内の匂いの変化に女性の方が気づきやすいわけですね。
私は学生時代に後期高齢者が入る介護施設に何日かお邪魔した事がありますが、あの時のなんともいえない匂いは今も記憶に残っています。
年齢を重ねると体臭を消す能力が落ちていきますし、風呂に入るのも億劫になります。生命のエネルギーは臭いに出るんだなとすごく思ったものです。
実際に高齢者になってくると男性ほどその辺に無頓着です。現に私の義父は今退職して送迎バスの運転手のアルバイトしていますが、同僚の中には着替えてなかったり、風呂入ってなかったりして油っぽい臭いがする人がたまに居ると。
そしてだいたいそういう人は、独身みたいなんですね。
匂いというのは非常にデリケートな部分ですし、他者からすると言いにくいところがあります。なのでより長く健全な社会生活を送るためにも指摘してくれる女性が身近にいることというのは大切なんじゃないかと思うわけです。
また考え方にしてもそうで、男性というのはどうしても考え方が問題解決に向けて直線的になりがちです。これからの多様性が求められる時代はそれだけでなく、女性の意見が大切になってくるでしょう。
実際に第一次世界大戦では暗号の解読に女性が重宝されたようです。
(この本を参照)
男性達が行き詰まる場面でも女性が暗号を解けることが多かった。
「暗号作った人も追い込まれてただろうから、好きな人の名前とか入れてちょっと励まされようとかしてたんじゃない?」
とか考えて、実際に色んな名前を打ち込んで解いていたようです。暗号解読の場面で女性の発想がとても役に立っていたわけですね。
こう考えると、家でも男性だけの考えで物事を進めるよりも、女性がいた方がより柔軟で多様な回答が出てくる可能性があります。
それにコミュニケーションも女性の方が上手い。
歳をとってくると男性はコミュニケーションを取る相手がいなくなって、妻にだけついて回って濡れ落ち葉みたいになってる人をよく見かけます。
それはそれで良いのではないかと思うのです。くっつく先が無ければ濡れ落ち葉にもならないですからね。家で一人で何もしない孤独よりはそちらの方が良いのかなと思います。
ということでそんな最近思っていたことを書いてみました。
結婚やパートナーがいることについては結婚する年齢よりもはるかあとになってその効力みたいなのが出てくるんじゃないかと思います。
まぁ、そう考えて、色々と自分を納得させてるんですけど。
まぁ難しいですよね。元々他人だから。
ただ自分の教え子見ていて思いますが、離婚が子ども達に与える影響は計り知れないですね。特にうまくいっていた、楽しかった記憶がある家庭ほど尚更です。
うまくやっていきたいものですよね。
誰かの参考になれば幸いです。
読んでいただき、ありがとうございました!