教職者K

教育について考えるブログ。

教師にできるChat GPTの使い方⑦

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今回は相談相手としてのChatGPTの使い方について紹介したいと思います。

 

教師は授業づくりだったり、生徒のことについての相談だったりといろんな場面で相談相手が必要な場面があります。そういった時にChatGPTは良き相談相手として先生をサポートしてくれる可能性がありますし、相談しておくことで事前準備をして心に余裕をもってその場へ向かう事ができます。

 

なので今回は相談相手としての使い方を書いてみたいと思います。

 

例えば授業づくり。

 

まず指導案を書いてしまって、その書いた指導案をChatGPTに見てもらい、どんな質問が子供達から飛んでくるのか想定を考えてもらう。研究授業など他の先生に見てもらう授業や外せない場面では、こういった質問を想定しておくということがより準備された隙の無い授業に繋がるでしょう。

 

また子供達よりも授業後の教員からの質問の方が厳しい場合もあるのでそういう質問への備えにもなります。

 

また生徒の相談にも使えると思います。席の離脱が見られたり、授業に集中できない、他の生徒への暴力が見られるなど、生徒が抱える問題は様々です。

 

そういった生徒の状況の概要を打ち込んでおき、そこからどんな支援ができるのかをChatGPTにも考えてもらうということが可能です。自分1人では考えることに限界がありますからね。

 

また保護者面談の際、事前に用意している資料を読み込ませて、どんな質問が想定されるのか考えておけば、スムーズに答えることができるでしょう。

 

私の経験でも学年懇談の際に質疑応答を受け付けて、いざ質問が飛んだら先生が答えられなくなってしまい、全体が不安になると言う事がありました。

 

事前に質問の想定さえしておけばこんな事態になることを防ぐことができます。

 

このように、相談相手としてChatGPTを使うことによって自分の幅を少し広げる事ができます。私の感覚で言うと、使うようになって自分の能力が1.5倍になったような感覚になる時があります。常々秘書が欲しいと思っていましたがそんな存在になりつつありますね。

 

相談することによって、今までよりも自信を持って提案することができることにもつながるので、こういったことに使うのがオススメです。

 

勿論専門家や詳しい人に相談できる方が良いでしょうが、みんな忙しいですし、みんなが詳しいわけでも無いので、AIに頼るのもありだと思っています。

 

ということで、今日は相談役としてのChatGPTの使い方についてのご紹介でした。

 

皆様の参考になれば幸いです。

 

読んでいただきありがとうございました!