ここ最近1番楽しみなことと言えば、スラムダンクの映画化ですかね。
12月に公開になるみたいですけど、ちょっとずつ情報が公開されるたびにワクワクしてしまいますね。
実際に読んでた頃は選手に共感してましたけど、大人になると「監督」について色々思うところがあるなと。
なので今回は指導者(バレー)目線で
「誰が一番の名監督なのか」
ベスト3を書いてみたいと思います。
第3位…
田岡茂一。
陵南の監督ですね。
上にもあるような選手を思いやる言葉、更には厳しい練習で挫けそうになる魚住への声がけなど、漢気のある指導者だと思います。
しかしながら、ちょっとその戦略に甘いところがあったのではないかと。
そもそも湘北との絶対に落とせないゲームを落としたのは、桜木花道と木暮を低く見積もっていた田岡監督のミスだったわけであり、文字通り「敗因はこの私」だったと思うのです。
また叱って伸ばすと決めた福ちゃんがめちゃくちゃ褒められたいタイプで反撃されてしまうなど、方針がそもそも外れてしまう事もしばしば。
それらが実績に結びついていない原因であると考えます。よって第3位ですね。
次行きましょう。
第二位……
第二位、安西光義。
え、ここで安西先生?!という方も多いでしょうが、最後まで聞いてください。
まず安西先生の一番凄いところは、「全国大会出場」と「優勝候補山王を倒した」というところでしょう。
やはり、実績は重要ですから、桜木のような初心者のいるチームを全国まで導いたその実績は申し分ありません。
また選手がベストを出せるような細かい声がけや、緻密な戦略は名将そのものだと言えるでしょう。
何より、
「諦めたらそこで試合終了ですよ」
という名言を残し、
日本全体を一言で励ました
というその功績はあまりに偉大であると言えます。
そんな安西先生がなぜ2位なのか。
それは、流川と桜木が入学してくる前の三井と赤城と宮城をほったらかしすぎだからです。
三井は安西先生に憧れて入学してきた割にヤンキーになり、
赤城はチームメイトとの関係に悩み、
宮城は謹慎にまでなっています。
いつも思うのですが、その時安西先生は何をしていたのでしょうか。
もしかしたら安西先生は
「チームが強い時はちゃんとやるけど、勝てなさそうな時は手を抜くタイプ」
なのではないかと思ってしまったのです。
指導者も経験を積んでくると、大体その年勝てそうかどうかというのは、最初の段階で見当がつくものなんですけど。
ただ弱い時こそちゃんとやるのが本物だと個人的には思うんですよね。
なので2位としました。
そしていよいよ第一位…
第一位、高遠力
常勝軍団海南の監督ですね。
彼についてはマイナスポイントがないんですよ。
最終巻で海南を全国準優勝に導く実力。
さらには、追い詰められながらを勢いのある湘南を戦略で振り切る知性をもちます。
実績において申し分がないんですよね。
そして私が最も評価してるのは、
宮益を見捨てなかった事ですね。
決勝のこの場面で宮益みたいな運動能力がそれほど高くない選手を使うのは相当勇気がいると思うんですよ。(負けたらめちゃくちゃ叩かれるし)
この場面で使うのは育ててきた自信があるからだし、パフォーマンスが発揮できると観察しているからだと思います。
この場面で活躍出来たことは宮益の今後の人生の支えになるでしょう。
高遠監督は年齢的にもまだまだ若いでしょうし、これからも監督としてもやっていけるでしょう。(安西先生は健康面でも不安が残ります)
よって、総合的にみて高遠監督が一位です。
さて皆様いかがでしたでしょうか。異論反論お待ちしております。
ちなみに最下位は「武里の監督」です。
トップ四校でのリーグ戦になり、海南、陵南、湘北の中に入ってきた武里。
藤間からは「そんなに悪いチームじゃない」と評価されていますが、監督の指示はかなり曖昧でした。
負けてる場面での「ガンバレ!!」は無意味でしょう。
選手はすでに頑張ってるわけですから。
そう思って彼を最下位にしたんですけど。
けど最近思うんですよね。
もしかしたら彼は
「競技やったことないけど部活を押し付けられた人」
なのかもしれないなと。
「うちのチーム強いし、顧問大変だから誰もやってくれないんだけど、お願い出来ないか。他の人には頼めないし」
って上から声をかけられた実は有能な人なのかもしれません。
なのでね、
12月の映画の中では武里の監督がめちゃくちゃ実績残してることに期待したい
ですね。ガンバレ、武里の監督!
ということで、本日も読んでいただき、ありがとうございました!