教職者K

教育について考えるブログ。

大反省会。

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これはもう今回の地震に関する私の反省を書いておくんですけど。

 

土曜日の11時過ぎに地震が起きて。

 

私は部屋片付けて寝ようとしたタイミングで一時すぎに職場から連絡きて学校に向かったんですけど。

 

そこまでの私の初期対応の遅さを今日になってボスに指摘されたんですよね。

 

「君は、家族を守ったあとに生徒を守ろうという意識になっていたか?」

 

と。

 

ギクって感じでしたね。

 

ちなみに私は管理職ではないですし、こういう時行くことがハッキリと明示されてる訳ではないんです。(深夜でしたしね。)

 

でも、そこを指摘されてるわけでなくて、「本当にあのタイミングで生徒の身の安全にまで考えが及んだか」ってところを指摘されたわけで。

 

そう言われると私はあの時そこまで考えていないわけで。

 

教育公務員としての自覚のなさを痛感させられたのでした。

 

その点ボスはいついかなる時もトップとして指示が出せるようにアルコールも飲まないようにしてるみたいな人なんですね。

 

こういう非常事態の時というのは人間性が問われる時ですし、本性が出る時だと思うんですけど。

 

自分の意識が身の回りの家族どまりで、生徒や生徒の家族にまで及ばなかった。

 

もっと言うなれば、

 

連絡がなければ行かなかった

 

と私は思うわけで。

 

その辺りの意識の甘さをボスは見逃してくれないんですね。

 

(なんとありがたい指摘でしょう)

 

私はその後もボスからその辺の姿勢について丁寧に説明を受けたんですけど。

 

改めて公務員って

 

自己犠牲

 

を求められるんだなぁって。

 

極端なこというと、自分や家族のことをおいて公のために尽くせるかどうか。

 

そういう時に私利私欲に走らずに公のために動けるのかどうかというのが、ひいては自分の身を守る事に繋がるのだと思いました。

 

(ちなみにこういう出勤も手当は一切でません)

 

しかし、げんに東日本大震災の時は逃げてしまった校長先生もいるようですが、その対応について大きなバッシングを受けています。

 

ボスはその辺の心構えについて私に教えようとしてくれてるんだなって分かりましたね。

 

(ただそのような自己犠牲の考え方が前時代的で、今の教職の人気の無さに繋がっている原因とも思うので、難しいところですよね)

 

なので地震起こったり、休日出勤になったりしましたが、凄く勉強になった日でもあります。

 

私自身は東日本大震災の時に海外に居ましたから、その辺の経験値が低いことも再認識させられました。

 

何事も勉強ですね。

 

しっかり反省して、次はちゃんと自分が満足できるように動きたいと思います。

 

本日も読んでいただき、ありがとうございました!