教職者K

教育について考えるブログ。

ディベート思考

友人にあっちゃんて人がいまして。

 

あっちゃんは高校の同級生で。

 

本はハンターハンターぐらいしか読まないような男なんですけど。

 

でも、とりあえず私の知る中で一番地頭が良い男なんですよね。(腹立ちますね)

 

そんな彼と年末あたりからよくオンライン飲みしてまして。

 

このブログも読んでくれてるんですけど、こう言われたわけです。

 

「奥さんの尻に敷かれすぎ」

 

「たまにはガツンと言ったら?」

 

私はそのオンライン飲みをクローゼットの中でしてたんですけど。

 

(音漏れによって怒られるのを防ぐためです)

 

「なるほど確かに私は引きすぎているかもな…」

 

と、そう思ったわけです。

 

そんなあっちゃんとオンライン飲みした次の日の朝の話なんですけど。

 

妻が私にものすごく言ってくるわけです。

 

「なぜアイロンを出しっぱなしにしているのか」

 

と。

 

つまり、私がクローゼットの中でオンライン飲みをしているために妻はリビングで使っていたアイロンを片付けられなかった。

 

朝起きてきた際に、なぜ片付けてないんだと言われたわけですね。

 

まぁ私が悪いのは分かるんですけど、「そんなに言う?」ってぐらい言われるわけですね。

 

いつもなら私も謝って引き下がるんですけど、ちょっと昨日のこともあってガツンと言ってやろうって気になってましてね。

 

そこでこの前読んだ本を思い出しました。

 

武器としての決断思考 (星海社新書)

武器としての決断思考 (星海社新書)

  • 作者:瀧本 哲史
  • 発売日: 2011/09/22
  • メディア: 新書
 

この本にあるようにディベート的に反論してやろうと思ったわけです。

 

 

つまりこの場合、

 

「アイロンを出しっぱしにすると危ない」

 

というアイロンを出しておくことのデメリットに反論するわけですね。

 

このようなデメリットに反論する際は以下の3観点から論を考えます。

 

『発生過程』…新たな問題が生じるのか。

 

『深刻性』…問題が大した問題ではないのではないか。

 

『固有性』…重要な問題でもすでに生じているのではないか。

 

これを今回のケースに当てはめて、私は反論したわけです。

 

「そもそも本当に危険なのか?」

 

「注意すれば済むのになぜそんなに感情的にいう必要があるのか」(発生過程)

 

「仮にもし遊んだとしても、コードは抜けているわけだし、我が家のコンセントには全てカバーがしてある。重大なことになるとは考えにくい」(深刻性)

 

「例えば我が家には他にもテーブルだったり、おもちゃだったりが置いてある。ものが置かれているという状況はすでに起こっているのではないか」

「アイロンのみが重大な事故を引き起こすとは考えにくい」(固有性)

 

こう冷静に指摘したんですけど。

 

結果的に

 

過去最高に怒りを買った

 

んですよね。

 

まぁ詳細は書きませんが、過去最高を更新しました。ここ最近の株価ぐらい急騰しましたね。

 

やっぱりこの対応はよろしくなかったんでしょうかね。

 

その件についてはまた今度あっちゃんに聞いてみようかなと思います。笑

 

本日も読んで頂きありがとうございました。