学校の先生てお金の話あんまりしないのである。
そもそもお金を稼ぐことが悪いことのようなイメージがあるのかもしれない。
(⇩お金に対するイメージ)
もっというならそもそも職業として安定はしているので,あまり切迫感がないというのもあるかもしれない。
ただ個人的には
「老後は2000万必要」
と聴こえてきたりしているところもあり,普通に銀行に預けておいても
そんなん絶対無理だろ
と思っているので,色々と投資をしているのである。
個人的にはidecoとnisaをやっており,定期的にそちらに積み立てるというやり方をとっている。
これらははっきりいってかなり
ガッチガチ
のやり方でかなりリスクが少ない方法なのである。
長期でやっていればまず間違いなく元手を増やすことが出来る。(←また今度書こうかな)
なので私としては良かれと思って
「NISAってのがありましてね…」
「ドルコスト平均法っていうやつでやっていくとかなりリスクも減らせましてですね…」
「長期保有でほぼ確実に利益出せるんですわ…」
と同僚に紹介したりするのだが,
いかんせん
みんな興味がない
のである。
(原因としては多分,私が胡散臭いのだと思う。)
しかし,こういう世界を見ようとしない教員のスタンスというのが,いろんなところで弊害になっているのではないかと私は思うのである。
例えば甲子園。
今も高校球児達がその夢の舞台を目指して高校生活の全てをかけて授業そっちのけで練習をしているわけである。
その姿は確かに素晴らしいと思うのだが,教育を投資と考えた時には生徒にとっても教師にとってもあまりに危険な投資だと私は思うのである。
これは言うなれば一つの株に自分の全財産を全てかけるようなものだと思うのである。博打の要素が強すぎて少なくとも私には出来ない。
投資だったら少しでもリスクを減らすために分散して投資することを考えるだろう。(海外と日本の株両方買っておくとかね)
日本には古来から
「文武両道」
という言葉が教育の至る場面で掲げられている。
よくある言葉だが,投資と考えると勉強もスポーツもやっておくというのはある意味でリスクヘッジにもなっていると思うのである。
なんにせよ私が言いたいのは教師がもっとお金のことに関心をもったり勉強したら,より多様な教育活動にもつながっていくんじゃないかということなのである。
他にも投資の話で紹介したいのが
「バーベル戦略」
である。
これは,
「ハイリスク・ハイリターンの資産とローリスク・ローリターンの資産を組み合わせた投資戦略」
のことを言う。
つまり簡単に言うと,
「めちゃくちゃ儲かりそうだけどめちゃくちゃ損もしそうな株」
と
「そんなに儲かるわけでもないんだけど,安定してる株」
を組み合わせて買うやり方である。
一説によると,85%から90%を安全性の高い資産に投資し、残りの10%から15%をリスクの高い投機的資産に投資すると利益が出やすいらしい。
そしてこれはそのまま「働き方」にも応用が効くと言えるのである。
その例がアインシュタインだ。
アインシュタインは,研究者のイメージが強いが,もともとは特許庁で働きながら(ローリスク)余った時間に論文を書き(ハイリスク),これが世界的に評価されることに繋がっていったのである。
YouTubeのヒカキンだってそうである。
スーパーで地道に働きながら(ローリスク)毎晩YOUTUBEをあげ(ハイリスク),YouTubeの月収がスーパーの月収を超えた時点で仕事を辞めて今の地位を築いている。
つまり,仕事においてもこのように
今ある仕事にリスクのあるものを組み合わせることによって人生が劇的に変わる可能性がある
のである。
ちなみに教師というのは給与も安定しており,社会的な信用もある仕事である。
だからここにハイリスクなものを組み合わせることで大化けする可能性があるのである。
ちなみに,私の場合はそのつもりでこのブログを書いている。
結構な時間もかかるが,
将来的にこのブログに書いてきたことが財産になるかもしれないし,
人脈も広がるかもしれない。
ちなみに今のところこのブログが大化けする可能性は,
「全くない」
のだが,
もしかしたらいずれ書いていくうちに自分の中で何かが見つかり,大化けすることを期待して書いているわけである。
とりあえず今回私が言いたかったのは,そうやって投資の世界を見ることで生き方そのものも勉強になりますよ,ということ。
教育の世界にはもう少しそういうことを考える人がいてもいいんじゃないかと思っている。
追伸
ちなみにこのブログ書くために結構な量の本を読んでいるので毎月赤字です。まっこれも投資ということで。笑
本日も読んでくださりありがとうございました!